株式会社 大泉工場(本社:埼玉県川口市、代表取締役:大泉寛太郎)は、埼玉県川口市(市長:奥ノ木信夫)に大泉家にある収蔵美術品を寄贈いたしました。寄贈を記念して同市とコラボレーションした川口市寄贈作品展の第一弾「大泉家コレクション」を2020年11月21日(土)から12月6日(日)「川口市立アートギャラリー・アトリア」にて開催いたしました。川口市における企業と連携をした寄贈作品展は初めての試みとなります。
■国の登録有形文化財「大泉家住宅(洋館・和館)の建築的価値と魅力を紹介」
鋳造業が機械部品製造を扱う産業として発展してきた川口の地場産業を背景に、当社は1917年に創業し、鋳物の街の一端を担ってまいりました。OKS KAWAGUCHI CAMPUS(本社敷地内)に和洋館並列住宅を昭和初期に建造。初代である大泉 寛三(おおいずみ かんぞう)が川口市長を務めたこともあり、当時の洋館は迎賓・接客で使用。現在の洋館はリノベーションし、本社事務所として活用しております(2019年3月、国の登録有形文化財に登録)。「大泉家住宅」の建築史的価値及び川口の文化遺産としての価値とその魅力をパネルや図面を通してご紹介いたします。
■日本画家の横山 大観「瀑布」などを展観
大泉家の収蔵美術コレクションである横山 大観(よこやま たいかん)「瀑布(ばくふ)」、橋本 雅邦(はしもと がほう)「竹林七賢図(ちくりんしちけんず)」、渡辺 省亭(わたなべ せいてい)「雪中花鳥(せっちゅうかちょう)」など蒐集作品をご覧いただけます。また大泉 寛三(1894~1981年)の功績と鋳造・機械工業を営んできた、川口の老舗企業「大泉家」の歴史をパネルでご紹介。また、大泉 寛三の肖像画(油彩)や肖像彫刻(ブロンズ像)なども展示。
■洋館事務所のワーキングスペースを再現!展示会場でスタッフが通常業務を!
当社の事業紹介として体験ブースを設けて、FUTURE FUN FOOD、JUICE、KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)、REAL ESTATE、1110 CAFE / BAKERYなど多角的に展開する各事業パネルや実際の各種マシン(ポップコーンマシン、コールドプレスジュースマシン)などを展示し、映像資料とともに演出いたします。洋館事務所のワーキングスペースを再現し、実際に当社のスタッフが通常の業務をしながら来場者様のアテンドをさせていただきます。
■川口市寄贈作品展「大泉家コレクション」概要
川口市と地元企業とのコラボレーション寄贈作品展は初の試みとなります。コラボレーションの第一弾は「大泉家コレクション」を2020年11月21日(土)~12月6日(日)で開催。川口市長を務めた大泉寛三(おおいずみ かんぞう)が残した収蔵美術品をはじめ大泉家の歴史、国登録有形文化財に指定された「大泉家住宅」に関連する展示、また未来に繋がる現在の大泉工場の事業もご紹介いたします。
会期: 2020年11月21日(土)~12月6日(日)
場所: 川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉県川口市並木元町1‐76)
開館時間: 10:00~18:00
休館日: 2020年11月24日(火)、30日(月)
駐車場: なし ※車でお越しいただく場合は、お近くのコインパーキングをご利用ください。
<主な収蔵美術品>
横山 大観(よこやま たいかん)「瀑布(ばくふ)」/1910年(明治43年)の作品
橋本 雅邦(はしもと がほう)「竹林七賢図(ちくりんしちけんず)」双幅/明治~昭和頃の作品
渡辺 省亭(わたなべ せいてい)「雪中花鳥(せっちゅうかちょう)」/明治~大正頃の作品など