大泉工場は2017年で創業100周年を迎えます。
日本には1400年前に創業した「世界最古の会社」もあるといいますが、長寿企業というのは例外なく地元の人々との交流が盛んなのだそうで、周囲の人々のエネルギーやアイデアとともにして、厳しい時代をも乗り越えることができたからこそ存続することができています。
大泉工場では、これまでもこれからも、川口の皆様とともにあることを心に刻み込もうと、川口を感じる、川口の皆様との交流が出来るイベントを準備し、川口市内の駅に大泉工場のネームプレートを張り巡らせる「駅ジャック」から100周年企画をスタートさせました。埼玉高速鉄道の駅では「東川口駅」「南鳩ヶ谷駅」「新井宿駅」に続いて、4駅目となる「川口元郷駅」の副駅名称を『OKS CAMPUS 大泉工場最寄駅』として掲載しています。
現役60年の節目を迎えた落語家の桂歌丸さんは、「真正面から落語と向き合うためのホームグラウンドが何としてでも欲しい」という気持ちから、地元横浜の三吉演芸場で30年以上にわたり毎年独演会を行っており、その独演会について、皆勤賞を出さなければいけないお客さんが4人もいると喜びを語りましたが、会社においても個人においても長くともにできるホームグラウンドの人々の存在がなければ、研鑽を続けていくことは難しいのです。
日本経済大学の後藤俊夫教授によると、世界の200周年を超える企業のうち半分近くを日本企業が占めていて、その一方で、社長が世界の長寿番付に上るような世界の企業のほとんどが100年の節目を迎えることができないそうです。今年のプロ野球で、「カープ女子」と呼ばれるほど地元ファンの熱い広島カープがついに25年ぶりのリーグ優勝を果たしたように、なぜ現役を続行できる企業が日本に多いのか、その大きな理由が会社に温かいホームグラウンドを与えてくれる地元コミュニティの皆様のおかげさまであることは間違いないでしょう。
大泉工場も、地域活性に主たる目的を置いた前述の交流イベントをはじめ、皆様とともに川口を体験する100周年イベントの数々を今後企画していきます。企画会議が深夜に及ぶこともありますが、どんなに濃いコーヒーよりも皆様との出会いのほうがよほど効き目があります!今後展開していくイベント・企画は随時お知らせしていきますので、是非ご確認ください。皆さんとイベントでお会いできることを心より楽しみにしております。