今回の記事は、日本国内におけるコールドプレスジュースの市場や販売先について、紹介させていただきます。
大泉工場は米国コールドプレスジュースマシンメーカーGoodnature社における日本で唯一の総代理店であり、「X-1」「X-1mini」「M-1」の各マシンを販売しています。
当然、私たちのチームを運営して行く上で、売上・利益は重要なウエイトを占めています。しかしながら、日本国内のコールドプレスジュース市場はまだまだ小さいです。よって、日本国内では年間にコールドプレスジュースマシンが100台、200台も販売できる状況ではありません。
視点を少し広げて、オールナチュラルジュースの市場という大きな括りで見ると、2018年40億円から2022年予測では、120億円以上とゆるやかに成長しています。
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調査対象:
オールナチュラルジュースは、高圧処理や低温殺菌を行うことで原料の風味や色彩、素材本来の持つ成分の維持を訴求した100%果汁飲料や果汁入飲料、果実野菜混合飲料を対象とした。
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(出典:富士経済「オールナチュラルジュース市場を調査」2019年8月29日発表)
ジュースバー専門店以外でもコールドプレスジュースを飲めるシーンは増えています。
米国ではスーパーマーケットに入り、カートを手にし、好きなコールドプレスジュースを飲みながら、買い物を楽しむお客様をよく見かけます。読者の皆様もお気づきだとは思いますが、これは日本と買い物の仕方自体のライフスタイル、文化の違いですが、このような楽しみ方もあるのです。
私たちはコールドプレスジュースの未来を描きます!
コールドプレスジュースマシンの販売先として、注目しているのが農地(農場)です。その土地で育った採れたての野菜や果物をその場でコールドプレスジュースにして、お客様に提供することは、その土地の魅力を最大限に引き出せる最高の環境だと思っています。
例えば、農村レストラン、次世代農家民宿など、コールドプレスジュースマシンを使ってもらいたいです。
~規格外野菜や果物を無駄なく活用できるのがコールドプレスジュースマシン~
農地(農場)で廃棄されてしまう形の悪い規格外野菜や果物を搾ってジュースにすることは、食品ロスを防ぐことにも繋がります。食べられる野菜や果物を捨て、ごみ処理をした場合、可燃ごみ処理による二酸化炭素排出にも繋がり地球環境に悪影響を及ぼします。
また、農地(農場)で野菜や果物を搾ることによって、コールドプレスジュースを求めてお客様が農地(農場)に足を運び、それがその土地の興味にも繋がっていくのではないでしょうか。色々なコミュニティが発生するで、新たなビジネスが生まれ、オーガニック野菜・果物の普及が加速していく、そんなプラスのイメージを私たちは抱いています。
~未来のコンビニエンスストアを創造してみる~
日本の店舗は多品種で、お菓子をはじめ惣菜、加工食品、文房具、衣類など何でも取り揃えています。しかし、そこにはまだコールドプレスジュースがありません。
コンビニエンスストアの売り場に野菜や果物があり、そこにマシンが置いてあり、無償でマシン貸出をして、自分の好きな野菜や果物を搾り、自分の好きな味(テイスト)にアレンジができる。このようなライフスタイルに根差したコールドプレスジュースの未来予想図を描いています。
~カフェ併設のエステサロンにコールドプレスジュースマシンを!~
導入事例はまだ少ないですが、コールドプレスジュースを扱うエステサロンにも私たちは注目しています。痩身エステの効果を発揮するためには直後の食事を避けることが必要です。痩身エステ後の食事は時間帯だけではなく、その内容にも気を配る必要があります。
施術後は高カロリーのものを避けますが、痩身エステの後の栄養を吸収しやすい体を逆に利用して、普段の生活で不足しがちな栄養素を摂取することで効果的に栄養補給ができるようにする。そこでエステサロンへのコールドプレスジュースマシンの導入なども良いのではないかと考えます。
美容に効果的なミネラルやビタミンを補給するために、緑黄色野菜や果物を絞ったコールドプレスジュースを提供することで、施術後のフォローアップをすることができ、顧客満足度の向上にも繋がります。
Goodnature Teamとして、日本でコールドプレスジュースが様々な場所で飲める環境を今後も創造していきます。