発酵スパークリングティー「KOMBUCHA_SHIPは、大泉工場敷地内(OKS_CAMPUS)のブルワリーにて製造しています。
ブルワリーには、製造したKOMBUCHA(コンブチャ)をその場でお楽しみいただけるTaproomが併設。オリジナル・ユズ・シソ・クワの定番フレーバーがタップから提供され、常にフレッシュなKOMBUCHAをご用意しています。
KOMBUCHAビギナーの方におすすめの4種の飲み比べセットから、日常的に愛飲されたい方向けのマイボトルへの量り売りまで、幅広いメニューを取り揃えています。
大泉工場、KOMBUCHA_SHIPに関心を持つ大学生のみなさんに「KOMBUCHA_SHIP Brewery & Taproom」にお越しいただき、ブルワリーツアーを開催しました!
今回参加いただいた大学生たちは、「JUNKAN」という団体で活動する皆さん。4名のメンバーの方にお越しいただきました。
大学生たちが立ち上げた「JUNKAN」とは?
コロナ禍により大学の講義は大半がリモートへ移行、アルバイトやサークル活動も自粛しなければならない生活が続きました。
「リアルなコミュニケーションへの不足から生まれる不安」
大学時代は活動意欲が増し、世界(モノゴトの視野)が拡がる時期かもしれません。
SNSやオンライン上で人と繋がることができるものの、何となく心のさみしさや孤独を感じることが増えたといいます。
大学生たちが立ち上げた「JUNKAN」とは、価値観やこれからの生き方の考えが大きく変わる中で、若者が抱えるモヤモヤや孤独を解消するため、「農業」と「田舎」にフォーカスし、人とのつながりのあたたかさを伝えていきたいという思いの下、始動した団体です。
Instagramでの発信や雑誌を発行するなどを通して、取り組みを広める活動をされています。
運営メンバーは、好奇心あふれるパワフルな女子大学生。
今回はコンブチャについて、KOMBUCHA_SHIPが取り組む環境へのアクションについてお話しました。
KOMBUCHA_SHIP 名前に込められた想い
ブランド名に使用している「SHIP(シップ)」は船という意味ではなく、FRIEND+SHIP、CRAFTMAN+SHIPといった「ヒト・モノ・コトの繋がり」を意味します。また、KOMBUCHA_SHIPには、有機的なつながりを作り、笑顔の輪が広がっていく飲料になってほしいという思いが込められています。
人と人とのつながりや輪を大切にしているKOMBUCHA_SHIPとJUNKANの皆様との親和性の高さを感じますね。
コンブチャってどんなもの?飲んでみよう!
まずは、みんなで試飲!
海外での生活や留学経験がある方もいらしたので、コンブチャを知っている、見たことがあるという声がありました。
中には、最近アルバイト先の食料品店でコンブチャの取り扱いが始まり、気になっていたという方も。
試飲の感想は…
「おいしい!まるでスパークリングワインのような爽やかさですね!」
「お食事との相性も良さそう!」「未成年なのでお酒は飲めないですが、お店でコンブチャがノンアル飲料として飲めたら最高ですね!」などと、
大変うれしいお声をいただきました。
KOMBUCHA_SHIPが取り組む環境へのアプローチ
KOMBUCHA_SHIPが取り組む環境へのアクションはどのようなものでしょうか。
1)ボイラー施設
お茶を抽出するためのお湯を沸かす際にブルワリー内ではボイラーを使用しています。
通常ボイラーからは水蒸気が大量に排出されますが、ブルワリー内は配管をループさせることにより冷えた水蒸気を循環させることで、水資源を再利用することが出来ます。これらの設備によって温室効果ガスの削減、熱いままの水蒸気を外部に排出しないことで温暖化対策と節水の効果が期待出来ます。
2)中和槽を通して排水
衛生管理のため、タンク類の洗浄などに強いアルカリや酸の薬品を使用します。この薬品をそのまま排水することは地球環境に影響してきます。
近隣の荒川や埼玉の水源に繋がる芝川が流れています。そのためブルワリー内で使用した水は一度、中和槽にてクリーンな状態で排水しています。
3)ブルワリーからの廃棄物
私たちはブルワリー内でKOMBUCHA_SHIPを製造した際に、使用した有機茶葉をコンポストとして自社の農場や敷地内のガーデンに再利用しています。またスタッフのユニフォームを染める染料として使用するなど、廃棄物を極力減らし、新しい何かが生まれるなど様々なアクションをしています。
「JUNKAN」運営メンバーとの出会い
「農業」や「田舎」をキーワードにした「JUNKAN」運営メンバーの皆様との交流を通して、KOMBUCHA_SHIPはブルワリーで使用する原料から製品まで環境を考えた取り組みをご紹介させていただきました。
私たちのミッションである「地球を笑顔で満たす」取り組みに共感いただけたことに感謝するとともにあらためて、学生たちが考える未来像の参考になればと思っています。