あなたが今までに、ドロドロの(または、ジュースに向かない)フルーツをジュースにしようとしたことがあるなら、この記事を読んでみて下さい。
マンゴー、キウイやベリー、桃などのジュース作りについてよく聞かれます。
これらのフルーツジュースは、スーパーマーケットの棚でよく見かけられますが、濃厚で口当たりが悪く、増粘剤、ゲル化剤、その他の添加物が用いて製造されることが多いようです。
こうした市販のジュースはおいしいかもしれませんが、生の搾りたてジュースに比べると、健康的で栄養価の高いものではありません。
では、桃のような粘度のあるフルーツをどのようにジュースに取り入れることが出来るのでしょうか。
ピューレか、ジュースにするべきか、どちらにするか
フルーツをジュースではなくピューレにした方がいいのか迷ったら、以下のことを試してみてください。
フルーツの搾りカス(果物を砕いた後に残っている果肉)を手に取り、手でぎゅっと搾ります。
果汁が簡単に出てくるようなら、単純にジュースにすることをお勧めします。
しかし、果汁ではなく指の間から搾りカスが出てくるようなら、ピューレとして使用する方が良いでしょう。ピューレを使うことで、より多くの材料を使うことができます。
ただし、ジュースを飲む多くの人は食物繊維の摂取を避けたいので、ジュース専門店を経営する場合は、すべてのジュースにピューレを使用することはお勧めしません。ジュースにピューレを加えたり、季節限定の特別メニューを出したりすると、フレッシュジュースにはない素晴らしい味わいを楽しむことができます。
フルーツピューレをフレッシュジュースに加える方法
1.必要に応じて、フルーツの皮をむき、種を取ります。
2.フルーツを可変速ブレンダーかフードプロセッサーに入れる。
3.ジューサーでレシピの残りの材料を搾ります。
4.果汁を少し取って、ピューレにしたいフルーツと一緒にブレンダーにかける。
5.低速で滑らかになるまでブレンドします。
注意:ここでは、ブレンダーからの熱が加わらないように、時間をかけます。熱をかけるとジュースが酸化され、泡立ち (グロス) 分離が早くなります。
6.ピューレにした果物に種がある場合は、目の細かいふるいにかけて取り除く。
7.ピューレ状にしたフルーツをジュースに入れて完成です。
ピューレにするフルーツのヒントとコツ
※このアドバイスは、コールドプレスジューサーをお使いの方に特化したものもあります。
パパイヤ・マンゴー:これらはピューレに最適です。必ず皮をむき、種を取り除き、フードプロセッサーまたはブレンダーに合うようにカットしてください。
キウイフルーツ: 加工すると皮が渋くなることがあるので、必ず皮をむいてください。キウイが熟して柔らければ、粉砕(グラインダー)を省略しプレスだけで搾れます。皮をむいて4等分し、そのままプレスバッグに入れます。その後、残りの材料を粉砕し、プレスします。
パッションフルーツ: 半分に切って、そのままジュースに混ぜると効果的です(ミキサーは不要)フレッシュジュースに入れると、種の食感が楽しめます。種を取り除きたい場合は、すくったパッションフルーツをボウルに入れ、ゆっくり混ぜて薄めると簡単です。うすくなったら、種を取り除くために細いふるいにかけて下さい。
桃: キウイ同様、桃の熟し具合にもよります。少し固い場合は、種を取り除き、他のものと一緒に搾汁します。熟している場合は、種を取り除き、これをピューレとして取り入れる。これをピューレにしてから濾す場合、桃の皮むきは省いています。
ベリー類: ベリーを取り入れるには、新鮮なものをピューレにするか、あらかじめ冷凍しておくか、いくつかの選択肢があります。その際、冷凍してから解凍すると、ジュースの搾汁量が多くなります。(ヘタは取りよく洗ってください)
特にベリーは泡立ちやすいので、あまり早く混ぜないようにします。泡が消えるのにもかなり時間がかかります。また濾す前にピューレを薄めると、濾しやすくなり種もきれいに取れます。
これら、いろんな物に使えるフルーツピューレ、美味しいだけではなく美容や健康に、いろいろアレンジしてお楽しみください。
Goodnature社 掲載ページ
https://www.goodnature.com/blog/pureed-fruit-fresh-juice-recipes/