ポップコーン豆が弾ける仕組み

今回はいつも何気なく食べているポップコーンが弾ける仕組みについて解説してみようと思います。

とうもろこしは内側に水分を含んだ柔らかいデンプン層、外側に固いデンプン層があります。とうもろこしを加熱すると、柔らかいデンプン層の水分が水蒸気になって膨らもうとします。

ポップコーンに使われる爆裂種は外側の硬いデンプン層が厚くなっており、邪魔をされて膨らむことができません。

水蒸気になろうとする圧力が高まると限界に達し、硬いデンプン層を破り弾けることでポップコーンができるという仕組みです。その臨界温度は180℃と言われています。

通常、そのまま食べられているスイートコーンは外側のデンプン層が薄いため、そこまで圧力を上げることができません。

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大泉工場ではご家庭で手軽にポップコーンを楽しめる、爆裂種を個包装にした「easy pop」を販売しています。ポップコーンは食べておいしいのはもちろんですが、つくる過程も楽しい、食べものです。ぜひ「FUN」な体験をしてみませんか?

3F_20220712_3 FUTURE FUN FOODバナー

ABOUTこの記事をかいた人

YUTAKA IGARASHI

前職は大手ガスエンジニアリング会社にて様々な業務に関わる。機械設計、メンテナンスに関わっていたことから、大泉工場のマシンメンテナンスに関わるために入社。 食と健康に関心を持っていたことから未来を見据えたFUTURE FUN FOODチームに所属。趣味はドラムを中心とした音楽活動。