初めまして!デザイン周りを担当しておりますPRのJUNです。
大泉工場の掲げる『地球を笑顔で満たす』『素敵な環境を創造する』に共感して一緒に働いています。入社して今日で丁度3週間の新人ですが、あたたかくお見守りください。
さて、第1回目のテーマは「WHAT’S ORGANIC FOOD?」
(え、今更?という声が聞こえてきそうですが・・・汗。)
よく聞く言葉だけど・・、身体には良さそうだけど・・、ORGANICの表示を見て悪い印象は持たないけど・・・実のところ何?と思われてる方も意外といるかもしれません。自分もそうでした。
なので1回目はそれを紐解きたいと思います。
初めに、よく耳にする有機とORGANIC(オーガニック)は別物?
有機とORGANIC(オーガニック)は日本語と英語の違いだけで同じものです。ですので、この中ではORGANICと表記していきます。
そもそもORGANICってどういう意味?
ORGANICとは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力でつくられた農産物、畜産物及びその加工品のことです。
よく目にする有機JASって何?
ORGANICと呼ばれる食品には専用のJAS規格があり、それが有機JASと呼ばれてます。その中で農産物、畜産物、加工食品それぞれに異なる基準があります。
【農産物の場合】
栽培に化学肥料や化学合成した農薬は使用しないのが原則です。(種まきや植え付けに使用する土壌は、栽 培中だけでなく、その2年以上前から化学肥料や農薬の使用はしない)それに、遺伝子組みかえた種・苗は使用しない。
【畜産物の場合】
有機飼料を与え、ストレスを与えないように飼育したものでなければなりません。
【加工食品】
水と食塩以外の原材料のうち95%以上が有機農産物、有機畜産物、有機加工食品である必要があります。化学合成された添加物・薬剤を使用しないこと、遺伝子組みかえの技術を使用しないことがあります。
ORGANIC表示が認められるものとは?
表示が認められるのは、農林水産大臣が制定した日本農林規格(JAS規格)をクリアしなければなりません。一方で規格に適合していても、マークの認定を受けてなければORGANIC(オーガニック)・有機という言葉を使うことはできません。←<なのでいかにマーク取得して消費者の方に伝えられるかは重要ですね。> 認定後も最低1年に1回調査があるようです。
輸入のものは?
輸入元の国が日本とORGANIC同等性の取り決めを行なっていることが表示の前提になります。それ以外の地域から入ってきたものは基準を満たしていてもORGANIC表示はできません。
ORGANICマークの話もしたので、世界の代表的な認証ORGANICをのせてみます。
A. 有機JAS規格 / 日本 B. USDA / アメリカ合衆国 C. Bio-Siegel / ドイツ
D. AB / フランス E. ACO / オーストラリア F. BioGro / ニュージーランド
G. ユーロリーフ / EU H. COR / カナダ I. 中国
一覧で見てみると、グリーン系色とリーフモチーフが主軸に構成され、ひと目見て分かるようにデザインがされてますね。
今回はORGANICの基本中の基本(もっともっと奥は深いですが・・)を学びました。正しい定義・表示の意味を知ることで、今までと違う商品選びをより楽しめそうです。
次回は、デザインの視点からORGANICのパッケージデザインの今をお知らせしていきたいと思います。
最後に、大泉工場が取り組むんでる有機JAS認証プロダクトの一つを紹介します。
安心して食べることができる化学肥料や農薬を使わない原材料《Organic》を使用して開発した、 “ダブルのO”で誰もが笑顔になれるポップコーンです。
食物繊維やポリフェノールなど栄養豊富なポップコーンをもっと身近に楽しめるよう、
ナチュラルな素材や製法にこだわり、おいしい笑顔を未来につなぎます。
地球や未来を考える時間を、WO!POPCORN!と共に過ごしましょう。