こんにちは!デザイン周りを担当しておりますPRのJUNです。
大泉工場の掲げる『地球を笑顔で満たす』『素敵な環境を創造する』に共感して一緒に働いています。
だいぶ春めいた季節になってきて、植物たちも慌ただしく動いてきてるのを、少しワクワクして見守っている今日この頃です。ちなみにこのコラムは、大泉工場CAMPUSの少し色めいてきた桜達の木の下で書いています。
さて、第2回目からのテーマは「ORGANIパッケージデザイン」。毎回自分の見解ではありますが、気になるデザインを考察(感想)していきたいと思いますので、お付き合い頂けたら嬉しいです。
今回は、実家のキッチンに並んでたオーガニックオリーブオイルをみて目に留まった「biana」(ビオナ)にフォーカスを当てたいと思います。
デザイン考察の前にブランドの概要を少し記したいと
biona ORGANICとは?
1970 年代、アイルランドの西海岸で、共同創業者のノエル マクドナルドは土地を頼りに生活することを学び、ロンドンで国内でオーガニックに焦点を当てたショップをオープンし、英国初のオーガニック企業、Windmill Organics を設立しました。 1992 年に、すべて純粋にオーガニックのブランドbiona をたちあげました。Bio は多くの言語で「オーガニック」を意味する単語の語源であり、「na」は「自然」に由来します。
biona の製品は?
すべてはグラノーラから始まり (オリジナルのレシピは今でも健在です!)、その範囲は着実に拡大し、持続可能な方法で栽培されたイタリア産の刻んだトマトやインゲンマメなどのオーガニックの基本品から、すべて天然のココナッツ ミルクなどの特別な食材まで、生物多様性のある有機農場で倫理的に栽培されています。
今では多種多様のオーガニック製品を展開してます。
一言でいうとビオナの使命は、人々が自分と地球に優しい食品を簡単に選択できるようにすることなので使命が我が社、大泉工場と共通な部分がありますね!
さてこの後はデザイン面(個人的見解です。)にいきたいと思います。
なぜデザインが目にとまったのか?
1、ロゴマーク・・・まずは、ベースフォントはFUTURA mediumと思われるが、幾何学的な造形が洗練されており可読性の高いフォントを使用している。一方でバランスをとるのが非常に難しいため、ロゴマークへの起用は難易度が高いが、あえて部分的にフォントを削ることで成立させて使用している点。それとイラストと合わせることで見事なバランスの取れたロゴが完成している。しかもそのイラストがゴールドを使用してることで、柔らかでポップな印象のイラストをエレガントな匂いも感じさせている点。
2、全体のフォント・・・基本FUTURA系を使用してると思われるが、同じフォントシリーズの中でバリエーションをつけているので統一感が保たれている点。そしてサブタイトルにItalic(斜め字)のセリフ体(Minion Variable Conceptと思われる)を使用して、もうワンランクバリエーションをつけている点。
3、素材のイラスト・・・ポップでカジュアルで可愛らしいイラストをストレートに使用している点。1、2、の戦略的なものがあるからバランスとして、ものすごく染みる感じ。それと正面に見えた時のトリミングの仕方も絶妙である点。
まとめ
まだまだ細かな点で深く掘ると考えられてる所は、たくさんありますが、今回の結論(あくまで個人的見解です。)はバランスとチャレンジが際立つデザインでした。どれか一つでも欠けていたら、目に止まらなかったと思います。
ちなみにbionaのデザインは、ニューヨーク拠点のデザイン会社 pearlfisher社によるものでした。(やはりなとは思いつつも流石です。)
今回の考察を経て、改めてデザインの奥深さを知りました。
まさに、弊社代表も言ってた「神は細部に宿る」だなと思ってます。
次回もパッケージデザインのno.2をお届けしたいと思います。