300ccで600円の飲料は、高いですか?

ども!
目下、自社で醸造し、ボトリングされている飲料を、各所に売り込みまくっているセールスマン、KANです。

突然ですが皆さん、自分が飲むものって、どうやって決めていますか?

価格?味?製造工程?成分?場所?本当に多くの選択するポイントがありますよね。

自分は、コンビニのコーヒーを、ほぼ毎日買っています。
缶コーヒーではなく、レジでコップを購入して、自分でマシンにセットして注がれる、一杯110円のあれです。

自分がこの商品を選ぶ理由、結論から言うと、手軽にそこそこのコーヒーが欲しい場所で買えるから。正直、どこの国でどうやって栽培されたコーヒー豆を使っているのかなど、気にしたことがありません。

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一杯100円前後で、淹れたてのコーヒーが買えるのは日本くらいでは?

缶コーヒーは買いません。理由は簡単、砂糖がとてもたくさん入っていて、しかもどの缶コーヒーも同じ味で、甘ったるく感じてしまうからです(もう10年以上買っていないので、クオリティももしかしたら上がっているかもですが)。

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以前、こんな本も流行りましたね。

手軽と言うポイントでは、コンビニコーヒーも缶コーヒーもほぼ同じですが、「そこそこのコーヒーが欲しい」と言うポイントで、自分にとっては前者のコーヒーが圧勝します。

しかし、どちらも価格、安いですよね。大手企業の努力によって、コーヒーが一杯100円前後で買えるなんて、すごいことだと思うんです。そんなことを考えながら、日夜、1本(300cc)600円を超える飲料を、自分は売り歩いています。

お客様からも、「リテール価格が600円超える商品は、売れないよ」とダメ出しされることは、多々あります。自分も、300ccで600円の飲料は高いと感じるでしょう、もし、この飲料のことを知らなければ!

自分がセールスしている飲料は、発酵スパークリングティーの_SHIP KOMBUCHA。
自社のブルワリーで醸造し、ボトリングし販売している商品です。

どこか、大きな企業にOEMをお願いして作っているものではありません。

自社のブルワリーで醸造し、ボトリングすると言うことは、生半可な覚悟ではできないことです。失敗も数え切れないほどあり、やっとの想いで生み出された、プロダクトです。

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お茶の抽出は全て、手作業です!

何が言いたいかというと、とんでもなくハードル(参入障壁)の高い、プロダクトなんです。

発酵というのは、微生物の働きによって、物質を分解し、人間にとって有益なものを作ることです。これを安定的に行うことは、複合的な要因によってなされることであり、大きな企業であっても、すぐにやろうとはなかなかならないもの。

当社では2016年から事業をスタートし、今に至っているわけです。

一行で今に至っていると記述しましたが、実際にはブルワーの数えきれないほどの試作、失敗などを得て、また投資もし、プロダクトが完成しました。
そしてそのプロダクトの中には、人間にとって有益なものが詰まっています。

今、自分がやっていることは、このストーリーをしっかりとお客様にお伝えし、知ってもらい、扱っていただくための、商談と言われる、コミュニケーションです。

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幾度となく失敗が繰り返される、ブルワリーは経験の坩堝

価格だけで飲料を選ぶシーンは、あると思います。
しかし、自分にとっても、身近な大切な人にとっても、そして未来の地球を生きるすべての人たちにとっても、有益になるという理由で、プロダクトを選ぶというシーンは、もっともっとあっていいと確信しています。
ぜひ、皆様もそんなプロダクトを選ぶ習慣、創ってもらえたら嬉しいです。

_SHIP KOMBUCHA オフィシャルウェブサイトはこちらから!

ABOUTこの記事をかいた人

大泉寛太郎

1981年生まれ。 学生時代より、イベントチームやフットサルチームの立ち上げ、BarなどでDJとして活動。 大手商業施設でテナントリーシングや営業企画、PR、広報など幅広い分野を経験したのち、2008年大泉工場入社、2012年より現職。 アジアからオセアニア、ヨーロッパ、北米、アフリカと世界中を飛び回り、地球の「今」を体感。 「地球を笑顔で満たす」というMISSIONを掲げ、日々、いかに「素敵な環境を創造するか」自問自答しながら生きている。 にゃん丸という愛猫と二人暮らし。