こんにちは!miitaです!
皆さんは脱炭素化という言葉をご存じでしょうか?
ほかにもカーボンニュートラルなんて言われたりもします。
ニュース等をよく見る方なら最近頻繁に話題に上がるこの言葉をご存じかもしれません。
言葉はよく聞くけれど、あまり意味を理解せずに聞き流していることが多いかも!
という方々のために、改めてこの脱炭素化が何を指す言葉なのかを詳しく見ていきたいと思います。
脱炭素化とは
脱炭素化とは、温室効果ガスの排出量と吸収量を
プラスマイナスゼロにするという考え方のことです。
COP26(※1)の開催をきっかけに脱炭素化への取組みは話題を集めていますよね!
宣言の内容自体は、2050年までに脱炭素化の実現を目指すというものです。
日本では、目標達成のために議論を重ねて計画を見直し、法律の整備も進んでいます。
これは素晴らしい事ですが、国の取り組みだけでは実現は難しいことも多く、
企業や自治体の協力が不可欠なのだそうです。
参考:「カーボンニュートラル」とは?仕組みや国内の取り組みを紹介
※1: COPとは「Conference of the Parties」の略で、
日本語では「締約国会議」と訳され、「条約を結んだ国々による会議」という意味になります。
さまざまな「締約国会議」が存在していますが、
今回のCOPについては、「気候変動」に関する会議の事を指しています。
COP26は2021年10月31日に英国のグラスゴーで開催されました!
脱炭素化の動きが加速したきっかけ
脱炭素化へ向けた活動が本格的に動き始めたのは、
2015年に行なわれたCOP21がきっかけです。
COP21では、気候変動問題の国際的な取決めである「パリ協定」が採択され、
下記の内容が世界共通の目標として掲げられました。
- 世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保ち、5度に抑える努力をする
- そのために、できる限り早急に温室効果ガスの排出量をピークアウトし、21世紀後半には、 温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収量のバランスをとる
このように、全世界での目標が定められたことにより、
日本でも様々な取り組みがされるようになりました。
さらに日本では2050年目標達成に向けた中間目標として、
2030年度には2013年度比で温室効果ガスの排出量を46%削減し
さらに50%削減の高みに向けて挑戦を続けることを表明しています。
大泉工場での取り組み
私の所属する株式会社大泉工場では、再エネ100宣言へと参加を表明し、
使用する電力を再生エネルギーに切り替えるほか、
2024年3月を目標に敷地内で使用する電力全てを自家発電に切り替える
というプロジェクトも進行中です!
まとめ
いかがでしたでしょうか、このように全世界が一丸となって地球を守るために動いています。
この記事が脱炭素化について少しでも知るきっかけになれば幸いです。
一人一人に出来ることは小さくても、
それが集まって企業や地域の取り組みへとつながっていきます。
自分たちが日々生活する美しい地球を守るために出来ることから始めていきましょう!