こんにちは清水です。2024年4月から大泉工場の新しい期(第88期)がはじまりました。
私たちはこれまで「素敵な環境を創造する」というVisionを掲げ、人間の腸内というミクロな環境から、生きていく上で必要不可欠な生活(衣・食・住・遊・働)環境、そして大自然というマクロな環境まで、ビジネスのスコープにあまり制限を設けず創造してまいりました。
第88期からはそれに加え、「地球を笑顔で満たす」ことをPurposeとし、地球上のすべての存在が笑って生きるあり方を(事業を通じて)創造することが私たちの存在意義であると整理したのです。
しかしながら、現在の事業規模で社会を変えるインパクトを出せているかと言われれば、正直それはまだスタートしたばかり。掲げているものを”絵に描いた餅”で終わらせないようにするには、まず事業規模を拡大することで売上を伸ばし、それを持続可能にするために利益を上げることが欠かせません。
ありがたいことに私たちには不動産という先代が築き上げてきた盤石な基盤があります。しかし、いつまでもそのCashに頼っていては新たに生み出した事業を成長させられていないことにもなります。だからこそ新たな事業が独立して利益を出せる体制にすることをまず今期の目標とし、その事業から生み出したCashを次の未来への投資に回していけるようなWaveを5〜10年かけて行っていくことを成長のイメージとして置いています。
最初は粗くても全然良いので、事業で結果を出すことから逃げずに答えていくこと。それがあってこその”目指す未来の実現”だと考えています。
私が2月に大泉工場に入社してから、今期スタートするための準備期間は限定的でしたが、ポジティブであったことは社員のみんなが大泉工場の目指す未来について共感度が高かったこと。
共感度を測るために全員に面談で聞き取りをした結果は10点満点中平均9.5点!
だからこそ日々の仕事と目指す未来の実現をつなぐ”地図”があれば日々の仕事にもっとやりがいを持ち、達成したくなる目標に変えることができるのではと考えました。
その視点を軸に、具体的には以下3つのことを今期スタートの重要事項として準備を進めていきました。
・目指す未来の姿をビジュアル化すること
・目指す未来の姿と日々の仕事をつなぐ地図をつくること
・達成可能な目標を掲げること
その他、マネタイズを担う事業に関しては戦略mapを作成し、最終的には個人目標まで整合性が取れた状態を目指していったのです。
お陰様で今期のはじまりとなる4月は良いスタートを切ることができ、コンブチャの製造販売を手がける_SHIP事業は前年比200%で成長。プラントベースの食を提供する1110 CAFE/BAKERY事業では単月で過去最高の売上を記録しました。
もちろん私たちが目指す未来の姿をイメージすると、これで満足するようなことはありません。一定の質や効率的な事業運営も頭には入れつつも、まだまだ量による成長を優先に、引き続き一丸となって頑張っていきたいと思っています。