天気の子

みなさん こんにちは。

大泉農場を運営していますKeenです。

5月終わりのこの時期は、

今年の

・梅雨は雨どうなるか

・夏の暑さはいかほど

などなど、

気象に関してやきもきする時期です。

有史以前から、

農耕をしてきた私たちの先祖も今の私たちも

どんなに技術の進歩があっても、抗えないものがあります。

それは『天気』

子どものころから天気・気象について好きだったので

今日は『天気』についておはなしします。

昨年の夏のおさらい

※ウェザーニュース社グラフ参照

気象庁が日本の夏の平均気温偏差を発表しており

昨年の平均値から+1.76とグラフから見ても

異常な上昇なのが分かります。

日本のどこへ行っても暑かったのが分かります。

※気象庁データ参照

↑東京におけるデータではありますが

この表を見て、皆さんは何を読み解きますか。

私は❷つのポイントが気になりました。

① 日最高気温25℃以上が年間143日あった

→1年が365日ですから、実に4割弱の日が

25℃以上だったということです。

日本に四季なんてものは存在せず、もはや二季です。

日本の良さをアピールするうえで「四季折々の~」

なんて言葉は使えない時代がもう来てます。

植物たちは人間よりはるかに環境適応力が高いので

まさに先日、内田さんが言及された「桜が咲かない未来」

全く違う月に咲いたりする未来が来るかもしれません。

  

② 2位の記録を見ても全てここ10年ちょっとで記録が更新している

→明治以降記録を取り始めてのものなので、異常さが分かります。

さらに、夏の異常な暑さで霞みがちですが

昨年の梅雨も空梅雨と呼ばれるぐらい雨が降らず、

私も野菜の成長において水不足を嘆いていた記憶があります。

東京の梅雨時期の総降水量の平均は【287.5】ミリです。

昨年は、【107.5ミリ】平年の38%しか降りませんでした。

というように雨不足→→歴史的な猛暑ということで

振り返りたくもない夏でした。。

”自然”がパートナーな環境で仕事をすると

どうすることもできない人間の非力さを痛感します。

今年の夏はどうか・・・

まず、今年の4月暑かったですよね。

この120年間で最も暑い4月だったそうです。

暑さに関しては今年も猛暑予想となっています。

先日、6月からの3か月予報が発表され、

「ラニーニャ現象※」により専門家によっては

昨年より暑くなるのでは?と予想する方もいます。

※ラニーニャ現象

南米ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より低くなる現象。

この辺りで強い東風が吹き、温かい水がアジア側に追いやられ、

太平洋高気圧の勢力が強まり張り出してくるため

日本では猛暑になる傾向がある。

上記のラニーニャ現象の説明のように

海は繋がっているといいますが

世界中の【風の流れ、海水面の温度、海流の流れ、大地の温度】

様々な流れあっての日本の気象となります。

太平洋高気圧が日本側に張り出すときは典型的な猛暑になります。

今年も暑さに備えましょう。

この夏の暑さについては、データが出そろう秋以降にまた

このブログでもふりかえりの機会が”あれば”書きたいと思います。

余談(本題)

と、いろいろおはなししてきましたが

今日の本題は、実はここからです(笑)

私は小学生のころから天気予報好きでテレビの

気象予報をよく観てました。

・何故明日の天気は晴れなのか?

・何故明日の天気は雨なのか??

天気図を見て、天気を理解するのが好きでした。

すると中学生になると理科の授業で”気象”の単元があり

天気図を自分で書くという授業があり

学生で受けた楽しい授業ベスト3!に入るほど

面白かった記憶があります。

そうです。↑テレビや新聞でみるでよく見る天気図 

皆さんでも書けるのです。

余暇の楽しみの1つとしてほしいということで

天気図を書くにあたっての情報をお伝えします。

とっても素敵にまとまっているので

こちらのサイトも見てみてください♪

まずは、

①天気図用紙を入手します

②日本各地の天気概況を説明するラジオを受信

 ひたすら各地の気象状況を読み上げる

 なかなかシュールなラジオです。

 ぜひ、聴いてみてください!

③気象情報を天気図に書きこんでいきます

④書き込んだ情報から等圧線や前線の情報を

 書き入れて出来上がり♪

出来上がった天気図は、気象庁が作った天気図と

見比べて答え合わせをするのが何よりも楽しいです。

天気図を理解すると

・数日先の天気の変化を想像できる

・その日の天気、吹いてる風の強さや風向きが

 どうして起きているか理解できる

私は、農業はサイエンスだと思っているので

何事も論理的・科学的に考えないといけません。

農作物の収量に大きな影響を与える

天気の状況についても論理的・科学的に理解することで

できることがあると思っています。

天気は皆さん誰でも関わることなので

このブログを読んで興味を持っていただけたら嬉しいです。

以上、

『天気の子』がおはなしする

【天気図を書けるようになろう!】でした。

おわります。

農場体験や話聞きたいなどありましたら

Instgramにメッセージにてお気軽にご連絡ください♪