こんにちは、皆さん!_SHIP KOMBUCHAチーム、ブリュワー門田です。
暑い日が多くなり、意識的な水分補給が大切な時期がやってきましたね。私はただの水だと体が吸収している実感が持てず、もっぱらコンブチャもしくはレモン水を自家製で作って飲む毎日です。
今日は夏の養生にぴったりな「発酵」と「酢酸」というキーワードを交えて「これから訪れる夏の暑さをどう乗り切るか」お届けします。冷たい飲み物を片手に、ゆったりと涼みを感じて読んでみてください。
夏と発酵のチカラ
まず、発酵とは何かを簡単におさらいしましょう。発酵は、微生物が糖を分解してエネルギーを得る過程で、アルコールや酸などを生成する現象です。パンの発酵、ヨーグルトの発酵、そしてキムチや味噌の発酵など、私たちの食卓に欠かせない多くの食品は、この発酵のおかげで生まれています。発酵食品は健康に良いとされ、その理由の一つは発酵過程で生まれる酵素やプロバイオティクスが腸内環境を整えるからです。
酢酸の魅力
発酵の中でも特に興味深いのが、酢酸発酵です。酢酸は、アルコール発酵によって生じたエタノールを、さらに酢酸菌が酸化させて生成される有機酸です。この酢酸が含まれている代表的な食品が「お酢」です。お酢はそのままでも使えますし、さまざまな料理の風味付けにも使われます。
夏にピッタリの酢酸の健康効果
では、なぜ酢酸が注目されているのでしょうか?それは、その健康効果が多岐にわたるからです。特に夏には、酢酸の効果が一層ありがたく感じられます。
例えば、暑い夏にはつい冷たい飲み物や甘いものを摂り過ぎてしまいがちですが、酢酸は血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。酢酸が炭水化物の消化を遅らせることで、血糖値の急激な上昇を防ぐのです。これにより、夏バテしやすい季節でもエネルギーレベルを一定に保つことができます。
また、酢酸には脂肪の蓄積を抑える効果もあります。夏は肌の露出が増える季節なので、体重管理や肥満予防に役立つ酢酸を取り入れることは一石二鳥です。
さらに、酢酸には抗菌作用があり、食品の保存にも役立ちます。暑い季節は食品が傷みやすくなりますが、お酢を使った料理や保存法を活用すれば、食材を長持ちさせることができます。
夏におすすめの発酵食品
夏にぴったりの発酵食品といえば、何と言っても「コンブチャ」、「冷やし甘酒」、「酢の物」です。コンブチャはお茶由来のポリフェノール(カテキン類)に加えて、酢酸をカラダに取り入れる上で、酸っぱい味わいが苦手な方にも楽しんでいただけます。特に_SHIPのコンブチャはのど越しがスムーズなのが特徴です。
冷やし甘酒は、米麹を使った発酵飲料で、夏の暑さを和らげるのに最適です。栄養価も高く、ビタミンB群やアミノ酸が豊富で、夏バテ予防にも効果的です。
酢の物は、きゅうりやわかめを使ったさっぱりとした一品で、食欲がない時でも美味しく食べられます。お酢の酸味が食欲を刺激し、消化を助ける効果もあります。
自家製発酵食品で夏を楽しもう
ここまで読んで発酵食品に興味が湧いてきた方も多いのではないでしょうか?実は、発酵食品は家庭でも簡単に作ることができます。特に夏は発酵に適した季節で、温度と湿度が発酵プロセスを促進します。
例えば、簡単に作れる自家製リンゴ酢はいかがでしょう?リンゴをスライスして水と砂糖と一緒に瓶に詰め、自然酵母の力を借りて発酵させるだけで、おいしい自家製リンゴ酢ができます。夏のサラダドレッシングや飲み物に加えると、爽やかな風味が楽しめます。
また、夏の定番である「冷やし甘酒」も自宅で作ることができます。米麹と水を混ぜて発酵させるだけで、栄養満点の甘酒が完成します。冷たくして飲むと、夏の暑さも吹き飛びます。ぐいぐい飲みたい方はコンブチャと甘酒を8:2でミックスするのがおすすめです。
自家製コンブチャという選択肢
発酵と酢酸の世界は奥深く、特に夏にその効果を実感できることが多いです。発酵食品を取り入れることで、夏の暑さを乗り切り、健康的な生活を送ることができます。お酢を使った料理や飲み物を工夫して、夏の食卓をもっと豊かにしてみませんか?
ようやく、発酵飲料「コンブチャ」登場です。
コンブチャは紅茶や緑茶を発酵させた飲み物で、夏の暑さで疲れた体をリフレッシュするのに最適です。自家製コンブチャを作って、オリジナルのフレーバーを楽しむのも一興です。
_SHIP KOMBUCHAでは毎月コンブチャワークショップを都内で開催しておりますので、ぜひご興味ある方はこちらからお申込みをご検討下さい。
それでは、次回のコラムでまたお会いしましょう!発酵と酢酸の力が、皆さんの夏を素敵なものにしてくれることを願っています。