「やり抜く力を高め合う共同体」が7年を迎えた話

月間100km走るという目標を立てましたが、自分より二回り近く年上の女性が、月間1000km走っているという話を聞き、自分はまだまだ青いなと感じている、KANです。

(→1日最低30kmで、月に一回は100kmを走る日があるそうです。)

そんなこんなで、齢43を超え、人生で一番調子がいいと感じています。

_SHIP KOMBUCHAが誕生し、営業先として各種スポーツジムへ訪問してきましたが、その中でも特にご厚意にしていただいている、六本木のトータルワークアウトさんと、渋谷のGRIT NATIONさんに、各々毎週一回(2回/週)で通い始めて2年近くの時が過ぎました。

営業したつもりが営業されているわけですが、KOMBUCHAもジムも、人生を豊かにしているので、結果オーライ。

そんなジムですが、高校からの同級生である林周一郎くんが立ち上げた、渋谷宮下パークに開業当時からあるGRIT NATIONが、今年、7周年を迎えました。めでたい!!素晴らしい!!!

そしてGRIT NATIONでは12月までの毎月7日、7周年を記念したイベントが開催されており、今月7日、参加してきたので、それをレポートしたいと思います。

改めて、自分がここに通い続けている理由が、はっきりとした、いい時間でした。

バッキバキの林周一郎くん

■土をデザインし、ウェルビーイングを目指す

「GRIT NATION」

意味はGRIT=やり抜く、NATION=共同体をつなげた言葉であり、ブランド名。

「人々が自分の価値観に正直に生きる。自分の好きなことにエネルギーを集中する。そんな社会の状態をGRIT NATIONと呼ぶ。」

この林周一郎くんの想いをそのまま、ブランド名にしているようです。

彼はもともと大学卒業後、大手商社に勤め、世界を見てきました。そして独立後、このブランドを立ち上げたわけですが、その過程で、日本を再定義。

日本は素晴らしい国で、大好きだけど、良くないところもある。その良くないところは、「自分の価値観を貫きにくい」というもの。

どうして日本では、「みんな」を一緒にしたがるのだろう。出る杭が打たれる文化が、日本にはある。「自分は○○○が好き」だけど、それを貫きにくい雰囲気が少なからず存在し、残念で仕方ないと考えていたようです。

これには自分も激しく共感。決まったルールの中で、他人に迷惑をかけず、突っ走ることの何がいけないのか。

突っ走った先に、新しい価値が生まれると考えているからです。

林周一郎くんは、この因果を「花と土」に例え、人それぞれの「好き」の花を咲かせるために土である「環境」を変えることが、大きな命題であると意識している。

つまりウェルビーイングの実現とは、「土」をいかにデザインするかにかかっていて、自分の周りの環境を変えることが、人生を豊かにするために重要であると活動しています。

ウェルビーイング:身体的(からだ)・精神的(こころ)・社会的に満たされた状態

みんなで土を鍛える環境が、ここにはある

■「習慣」が寝たきりを救う

日本は世界をリードする高齢国家ですが、そこには課題が山積みです。

人生100年時代、響きはいいのですが、医療費は43兆円、高齢に伴い寝たきりは12年。。。健康寿命(一人でしっかり生きていける寿命)は、一般に言われる日本人の寿命のマイナス12年。12年って、小学校から高校卒業までの期間と一緒、と考えると、とてつもなく長い時間、寝たきり(もしくは一人で活動できない状態)になってしまっている。

この寝たきりになってしまう原因は、脳由来が多いと言われていますが、実はそれだけではなく、「転んでしまった結果」という衝撃的な事実があるようです。

高齢の方が転倒したことをきっかけに、寝たきりになってしまう、なぜ転んでしまうのか、それはずばり、筋肉が無さすぎるからだそうです。

日本全体で、ジムに行っている人口はたった3%。アメリカでは20%を超えているという数値から見て、とんでもなく低いです。

確かに、体を鍛え続けるというのは、なかなかハードルが高い。しかし、林周一郎くんは、日本の未来を憂い、そのハードルを下げることにトライしています。

孔子の言葉に「努力は夢中に勝てない」というものがありますが、林周一郎くんは「夢中は習慣に勝てない」と説き、スポーツ(筋肉を育む)を、「努力」から「習慣」のエリアに移動させることを目的に、GRIT NATIONのプログラムを考えています。

パフォーマンスコーチのKENZOくん(爽やかな顔つきの、鬼コーチです汗)

■出会いからプログラミング

どうすれば質の高い運動を、日常習慣にできるのか?

そんなことを考える中で、彼が出会ったのが里大輔さん。

この方は、職人として身体動作を探求し、トップアスリートを進化させてきた、スポーツ界の奥地で活躍する名コーチ。

林周一郎くんはこの、里大輔さんとの出会いから、アスリートクオリティのトレーニングを世界に還元するためにGRIT NATIONのプログラムを組み立ててきました。

そして7周年を機に、また新たなプログラムを立て、さらなる人々のウェルビーイングにつながる土づくりに、コミットしていくようです。

いつかお会いしたい里大輔さん

■えっぐいメニューとコミュニケーションのススメ・・・

この日、自分が体験したのはBUILDという、筋肥大をテーマにしたトレーニング。BIG3(大胸筋、広背筋、大臀筋)を徹底的に鍛え抜く、プログラムでした。

ベンチプレス
スクワット
プルアップ

参加しているGRIT NATIONの仲間たちは皆、本当に生き生きしている素敵な人々。そんな仲間たちと、林周一郎くんはますます、飛躍していくことでしょう。

最後に、自分はやりがいと楽しみ、そして「巻き込み力」があると、習慣化しやすいのかなと思っています。自分が何を目標とし、やっているのかを明確化して人に伝える。そして、その過程と結果を共有する相手がいると、気がつくと習慣化されています。

「共有する=コミュニケーション」

どんなことでも、このコミュニケーションを大切にし、「習慣」を手に入れ、自分と地球を素敵に創造していきましょう!

トレーニング後の_SHIP KOMBUCHAは最高です

GRIT NATION(今だけ無料体験が1回、受けられます)

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_SHIP KOMBUCHA

大泉工場