次の唯一無二に向けて

ビックカメラで、骨伝導イヤホンの詳細を聞くだけ聞いておいて、それをAmazonで買うという不義理をしてしまったことで、罪悪感に苛まれている、KANです(在庫がなかったとはいうものの!)。

さる2024年10月12日(土)、13日(日)の二日間に渡り、大泉工場初となる大型環境系イベントOKS UNPARALLELED OPEN CAMPUSが開催されました。

同時開催の(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHIと合わせて、両日合計で1700名近いお客様に来場いただき、心より感謝いたします。

毎年恒例イベントに昇華させていくための、次につながるコラムをお届けできればと思っております。

■そもそもなぜ、開催したのか

このOKS UNPARALLELED OPEN CAMPUSの構想は、1年近く前に持ち上がっていました。

地球を持続可能なものにする取り組みを、もっとカジュアルに、身近に楽しくすることで、その活動(取り組み)自体を持続可能にしていくベースを創造したいという想いが、きっかけでした。

大泉工場が掲げているVISION「素敵な環境を創造し続ける」、そのために「多角的なwell-beingの実現を目指しアクションをする」ということは、どういったことなのか。地球を笑顔で満たすために存在する、大泉工場のスタッフと、その周りの方々と目に見える形にしたかったのです。

子どもたちの未来のために

■カジュアルに、身近に楽しくするって?

言葉にすることは簡単でも、実際にカジュアルにする、身近にする、楽しくするって、どういうことなのだろうかと、深掘って考え続けるうちに、時間は刻々と過ぎていきました。正直、焦りましたー。焦った結果、とにかく動く!ということで、ドタバタな企画立案となってしまい、周りの多くの人々にご迷惑をおかけしてしまって・・・すみませんでした。改めて、自ら動くことで物事が前に進んでいくということを、肌で感じる数ヶ月となりました。

■とにかく楽しもうと開き直った2週間

企画立案からディレクションまで、仲間と共に創り上げていく期間中、本当にお客様は来てくれるのか、想いは届くのかと不安が頭をよぎり続けていました。ただ、仮にお客様が来なくても、思いが届かなくても、とにかく形にし、次を見据えて楽しむことが、自身のモチベーションが持続可能なものになっていくと開き直り、怒涛の2週間、ベストを尽くし、過ごしました。

動いていく中で、1年ぶりの(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHIへの期待感の高さや、やろうとしている試みに、本心から共感してくださる方々がいることを知り、それが大きな支えになったのは事実です。

しかし1年ぶりのマーケット開催において、引き継ぎもしっかりとできていなかった中で、初出店の参加者を募るなど、ほぼ白紙の状態から尽力してくれた富本さんには、頭が下がる想いです。。。

マーケット開催に注ぎ込む労力は、なかなかのものなんです

■100周年イベント以来の大型設営

イベント本番前日、180インチの大型LEDスクリーンが設営された時、2017年9月に実施したRadiant Night(大泉工場創業100周年イベント)が、脳裏に蘇りました。創業100年という節目を、どう、表現すればいいのか、大きなプレッシャーの中実施した、WAREHOUSEをMIZUIROに染めた、大型パーティイベント。同じ時間を過ごした仲間たちは、今はほとんど残っていませんが、あの時の感動は、今でもはっきりと心に刻まれています。

100周年イベントの様子はこちら

ステージこそ「パレット」を40枚以上使う、手作り感満載なものではありましたが、その時と同等、もしくはそれ以上に想いがこもったイベント会場が、WAREHOUSEに創り上げられました。

2017年9月、WAREHOUSEにて開催された大泉工場創業100周年イベントRadiant Night Party

■WAREHOUSEを舞台に繰り広げられる、地球環境に意識を向けた企画の数々

当日、(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI出店者や、ステージ登壇者を集めての朝礼。

天候にも恵まれ、皆さんがこれから起こるイベントへの期待を寄せてくれていることを肌で感じる、素敵な舞台となりました。

朝礼の一コマ

そしてオープン前には、まだかまだかと期待を寄せるお客様が、正門前に集まっていただきました。

10:00の開門後、ステージでは、トップバッターのアーティストがLIVEを実施し、唯一無二のイベントがスタート。

そこからは怒涛のコンテンツラッシュ!登壇者の方々の素敵な音色やトーク、演技で、全てが満たされました。

カクシンハン(シェイクスピア演劇集団)によるSDGsロミオアンドジュリエット

両日最後に実施した、WAREHOUSEで初めての映画上映は、忘れられない光景に。

大泉工場最後の鋳物工場が放つ独特の空気の中、自分も予想していなかった映像没入体験が、そこにはありました。

大きな余白のある、大空間での映画鑑賞は唯一無二の体験

■次に繋げる持続の力

2日間に渡り、(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHIには、のべ100店舗を超える出店者、ステージでは10を超えるコンテンツを開催。そして大泉工場スタッフも休みを返上し、パーキングやエコステーションの対応、お客様のお問い合わせ対応などに尽力。そして冒頭にも記述した通り、1700名近い来場者の方々。素敵な笑顔が溢れる、素晴らしい時間を共にできたことに、心の底から感謝いたします。

今回のイベントは、次につながる布石には間違いなくなったと思います。

足りていないことも明確化され、それをどうすればいいか、どうするのかを考えアクションする、次のフェーズに行けたと自負しています。

全ては素敵な環境を創造し続けるため!

これからも、大泉工場本社敷地「OKS KAWAGUCHI CAMPUS」を舞台に、皆様のwell-beingに繋がる多角的なイベント企画を実施できたらと考えています。

そんなイベントを、企画から運営まで一緒にする仲間との出会いに、胸を躍らせながら、毎日を過ごしていけることに感謝しております。

OKS CAMPUS<募集要項>

大泉工場

大泉工場100周年特設サイト