こんにちは、矢作です。
あっという間に秋、そして冬ももう足音が聞こえています。
今年の夏から今現在まで開催中の「発酵SODA fair autumn」
先日、taproomでも期間限定でご提供していたのですが、
その時にオーダーいただいたお客様からこんな事を聞かれました。
「これって、酵素ドリンクですよね?」
むむむ… YESもNOも即答できなかった自分。
その時は少々曖昧な感じでお返事してしまったのですが、以降ずっと悔いが残っています。
知らない事はそのままにできない&したく無いので、調べてみることにしました。
「定義」
■酵素ドリンク
酵素ドリンクは、主に果物や野菜、海藻などを発酵させて作られる飲み物です。酵素は、体内の代謝や消化に関与するタンパク質で、これを補うことを目的としています。多くの場合、飲み物には植物由来の酵素が含まれており、ビタミンやミネラルも豊富です。
■コンブチャ*
コンブチャは、お茶に糖類とスコビーを加えて発酵させた飲み物です。発酵過程で生成される有機酸や酵素、ビタミンB群、プロバイオティクスが特徴的。具体的には、酢酸や乳酸が含まれ、これが独特の酸味を与えます。
こう改めて調べてみると、原材料が異なることがわかりますね。
・酵素ドリンクは果物・野菜・海藻
・コンブチャはお茶
この時点で既に、完全に異なる飲み物な気がします!
また、多くの方が気になるであろう「健康効果」も調べてみました。
「健康効果」
■酵素ドリンク
酵素ドリンクは、消化を助ける効果が期待されており、腸内環境を整えるサポートをすることが一般的に言われています。また、ビタミンやミネラルが豊富なので、栄養補助食品としての役割も果たすことができます。
■コンブチャ
コンブチャは、発酵が腸内の善玉菌をサポートし、免疫力の向上やデトックス効果が期待できます。また、酢酸菌による抗酸化作用があり、健康維持に役立つと言われています。
どちらも腸内環境を整えてくれる効果が期待できそうですが、アプローチの仕方が若干ことなりそうです。
酵素ドリンクは「ビタミン」や「ミネラル」などの栄養成分を補えるのに対し、コンブチャは酢酸菌で身体の中から強くするイメージでしょうか。
やっぱり全然違うものだ!そう確信しつつも、念には念を入れブルワー門田さんや宮尾さんにも聞いてみたところ、
「同じだよ」とのご回答。
ひえー。どうしよう。コラムかけない!と心の中で叫んだことまで記載してしまいました。笑
「そもそも、酵素ドリンクという定義が、一般認識と科学的認識で異なるかなと思う。酵素は発酵食品に含まれているものだから、コンブチャの中にももちろん沢山含まれているし、発酵SODAの中にもコンブチャを使うから含まれているよ。コンブチャは酢酸菌の摂取が目立つからあまり酵素の部分に触れられることは少ないけれど、実際には酵素の効果も得られる飲み物だよ。」
とのこと。
確かに「酵素 含まれている食品」などで調べると、一番に名前が挙がるのは「発酵食品」。
危うく、間違った情報を皆様にお伝えしてしまうところでした。
「結論」
発酵SODA ≒ 酵素ドリンク
(一般的な定義とは異なるけれど、間違いなく酵素は含まれている!)
調べてみて思ったのは、
酵素ドリンクはもちろんですが、コンブチャの素晴らしさ、でした。
これからはもっと胸を張って、こちらをお伝えしていこうと思います!
発酵SODA fair autumnはまだまだ開催中です!
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詳しい情報はこちら<秋の味覚とペアリングを楽しむ。「_SHIP KOMBUCHA(シップ コンブチャ)」を使った、発酵SODA fair autumn第二弾を開催! | 株式会社 大泉工場のプレスリリース>