こんにちは、本部経理担当のmiitaです。
皆さん揚げ物はお好きですか?
唐揚げやフライに天ぷら、おいしいものがたくさんあります。
自宅で作ったアツアツのものを想像するだけでお腹がへってきてしまいますよね。
そんな皆さん大好きな揚げ物、お弁当に入っているものももちろんおいしいですが、出来立てを食べた方がよりおいしさを感じることができると思います。
なら自宅で作ればアツアツの揚げ物が食べ放題!でもそんな時にネックになるのが使い終わった油の後始末なのではないでしょうか?普通の料理と違って鍋を洗ってはいおしまい、じゃないのが揚げ物料理の面倒くさいところですよね。
今回はそんな面倒な油の処理についての話です。
使い終わった油、皆さんはどうやって処理していますか?
まさかそのままシンクに流したりはしてないですよね。
使い終わった油(以降「廃食用油」と記載)をそのまま流してしまうと、環境や排水管に悪影響を及ぼす可能性があるうえにつまりの原因になるため、絶対にしてはいけません。
ではどうすればいいのか、いくつかの選択肢をまとめました。
- 新聞紙などにしみ込ませて燃えるごみとして捨てる
- 市販の凝固剤や吸油剤を利用する
- 凝固剤の代わりに片栗粉を使って油をどろどろとした状態にまで固めてポリ袋に入れて捨てる
- 回収可能な店に持っていきリサイクルしてもらう
- 自治体の廃油回収を利用する
※いずれも廃食用油はしっかりと冷ましてから処理を行いましょう。
このように色々な方法で処理をすることが出来ます。
この中で特に注目すべき処理方法は、お店や自治体に持っていきリサイクルをしてもうという方法です。
回収された油はせっけんやインク溶剤、飼料や肥料になります。
さらに将来的には、航空機の燃料「SAF」の製造に活用する研究も進んでいるそうです。
最近では「イトーヨーカドー」が廃食用油の回収を始めたとニュースになっていました。
自分の住んでいる自治体が回収を行っていたり、近くにそのようなお店がある方は積極的に利用をしていきましょう!
食用油は再利用可能!
回収場所に毎回持っていくのは面倒くさい!という方は、揚げ物に使った油自体を1回で捨ててしまうのではなく、再利用するのはいかがでしょうか?揚げ油は数回であれば正しく保存しておくことでまた使用することが可能です。
熱いうちに揚げカスを取り除き、使い終わった油をキッチンペーパーなどでこしながら保存容器に移せばOKです。保存は冷暗所で行いましょう!
こうすることで食用油は2~4回は再利用することができます。
期間は使い始めてから2週間~3週間と割と長く持ちますが、黒く濁ってきてしまったら酸化が進んだ証拠なので、もう使えません。潔く回収場所へと持っていきましょう!
まとめ
美味しい揚げ物と廃食用油は切っても切れない間柄です。食用油はそれ自体何度も再利用ができる上に、回収をしてもらうことにより燃料などにリサイクルをしてもらうこともできます。確かに固めてゴミ箱に捨てるのは楽ですが、とてももったいないです。ごみを少しでも削減するためにも、廃食用油の処理方法について、今一度考えてみるのはいかがでしょうか?
大泉工場の取り組み
私の所属する株式会社大泉工場では、再エネ100宣言へと参加を表明し、
使用する電力を再生エネルギーに切り替えております。
また、2024年度中を目標に敷地内で使用する電力全てを自家発電に切り替える
というプロジェクトも随時進行中です!
また「RECYCLE STATION」を設置するなど、
身近な二酸化炭素(CO2)の根本的な削減に向けて日々取り組みを行っています。