今回コラムを担当します。大泉工場の内田です。
みなさん、そろそろ桜の開花が期になる季節となって来ましたね。ワクワクするのは私だけでしょうか。2025年も立春が過ぎ、暦の上では冬から春へと移り始めました矢先に、、、、、
記録的な大雪と共に今季最強・最長の寒波が到来しました。木々の芽も驚き、ギュッと身を竦めたことでしょう。
さて穴場スポット、大泉工場の桜の様子はどうなっているでしょうか。
立春とは?
暦の上での春の始まりを指す「立春」。その日付を意識することはありませんが、実は昔から二十四節気の1番目として大切にされてきた日だそうです。
それでは、「立春」について調べてみましょう。
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立春とは二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、冬が極まり春の気配が立ち始める日とされています。左図で聞きなれないものも多くありますが、いくつかは今でも風習として残っており、伝統的な行事が行われることもあります。
私が知っている風習は、「冬至には柚子湯に浸かる、南瓜を食べる」ことです。みなさんもご存じですね。
注)二十四節気は1年を春夏秋冬の4つに分け、それをさらに6つに分けた1年の区分方法、「立春(りっしゅん)」「夏至(げし)」「秋分(しゅうぶん)」「大雪(たいせつ)」などがあります。
立春について調べていると驚く事実が、
わたしは長年の経験と習慣で、「立春」=2月4日と思っていましたが、じつは4年に1度、ズレていたそうです。
2021年 | 2月3日(水) |
2022年 | 2月4日(金) |
2023年 | 2月4日(土) |
2024年 | 2月4日(日) |
2025年 | 2月3日(月) |
「太陰太陽暦」と「季節」のずれが関係しているようです。うるう年があるのと何か関係がありそうですね。気になる方は調べてみてください。
OKS CAMPUSのさくらは?
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今年の開花は?
2025年2月9日の日本気象協会発表によると「東京 3月22日」が開花予想日です。昨年よりも7日早く開花する予想になっています。開花から満開までは概ね7日ほどと言われています。OKS CAMPUSの満開予想は「3月29日(土)・30日(日)」頃でしょうか。
庭師さんに確認したところ、OKS CAMPUSには、3種類の桜があるそうです。
1種類目は、皆さんにお馴染みの「ソメイヨシノ(染井吉野)」
ソメイヨシノとは、エドヒガンザクラとオオシマザクラが、交雑して生まれた品種の桜です。花は枝から房状に3~5個つき、花色は咲き進むにつれ、桃色から白っぽく変化します。
ソメイヨシノについて調べていると驚く事実が、
- ソメイヨシノの発祥の地は「東京都豊島区駒込」で駒込駅北口には「染井吉野桜発祥之里碑」があるそうです。
- 日本のソメイヨシノは、そのほとんどが全く同じDNAを持つクローンだそうです。理由は、接ぎ木という手法で全国に普及していったと考えられています。一説では、上野恩賜公園にあるソメイヨシノが原木とか。
2種類目は、「ヒガンザクラ(彼岸桜)」
彼岸桜は、春の到来を告げるかのような特別な花で、染井吉野よりも色が濃く淡い紅色で、この種の桜は長寿とされ、長野県には約130年の歴史を持つ木が、山梨県には日本最古と言われる1800年から2000年の樹齢を誇る山高神代桜があり、国の天然記念物として指定されています。
彼岸桜は「小彼岸桜」「江戸彼岸桜」「緋寒桜」「寒緋桜」とあり、2025年1月5日に沖縄で開花宣言された桜は「寒緋桜」だそうです。
3種類目は中庭に1本だけ存在する桜の木です。
庭師さんが名前を忘れてしまいましたので思い出しましたら、大泉工場のInstagramでご報告します。特徴は、開花してから白からピンクに色が変わっていく希少桜であるとか。
2025年2月10日(月)、大寒波の影響で固く閉じています。
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さくらの名前が判明しました!
大泉社長、ドイツからのご教授、ありがとうございます。
3種類目は、「ヨウコウザクラ(陽光桜)」
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陽光桜は日本原産の交雑種のサクラで、沖縄の桜として有名な「寒緋桜」と「染井吉野」を交雑させて誕生させたそうです。
高岡正明氏は第2次世界大戦中に学校教員であったが、戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、環境適応能力が強いサクラを作出すべく、25年の試行錯誤の後に交雑に成功したそうです。(Wikipediaより)
3月中旬頃から「大泉工場のInstagram」で開花のカウントダウンをアナウンスします。見ごろを逃さないため、今すぐにフォローしてください。
まとめ
コラムを読んで頂いた方だけへの耳寄り情報です。
CAMPUS内に併設する「1110CAFE/BAKERY」でランチを取りながら窓越しに見る満開の桜は絶品です。Plant based food lunchで体内環境を整え、桜を見て心の環境も整えてみては如何でしょうか。
大泉工場CAMPUSは科学、芸術、自然を融合させた環境づくりに取り組んでいます。
「素敵な環境を創造する」ために循環型のコンポスト運用やコンブチャの製造の段階で排出される水蒸気や排水、廃棄物などを可能な限り減らし再利用し、地球環境にやさしい循環型農業を実践しています。 ぜひ一度訪れ、体現してください。