美味の本質

どこにいても朝5:00前に起きて活動を始めていることを、友人から「老化の始まり」と教示され、ハッとした、KANです。

我々のプロダクトとの接点であるインポーターやディストリビューターの方々が、どうリテールにそのプロダクトを落とし込み、最終購入者にどのように伝えてくれるのか。そこに至るプロセスを、もっと深く考えなければいけないと感じています。

製造者である我々が、最終購入者に対する心理的安心感を創出することを深く理解し、積極的にアプローチしていかなければ、どんなに素晴らしい商品でも消費者に届きません。さらに、間に立っているインポーターやディストリビューターも、自信を持って継続的に紹介し続けることが難しくなるでしょう。

一昔前まで、飲食物に関しては「美味しい」ということに対するプライオリティが最も高く、それさえ満たしていれば商品は自然と売れていきました。しかし、近年は事情が変わりつつあります。それだけでは、消費者の購買意欲を引き出しにくくなっていると感じる場面が増えています。

その先を見据えることを忘れてはならない

この食べ物はどこで、誰が、どのように作ったのか。摂取することで、自分自身の身体に、さらには周囲の環境にどのような影響がもたらされるのか。そして、消費し終わった後、その包装や容器はどう処理され、どこへ行くのか。消費者は、これら一連のプロセスに関心を持ち始めています。

まだまだこうした意識を持って消費行動をする人々はマイノリティかもしれません。しかし、確実にその数は増えています。そして、そう遠くない将来、多くの人々の消費思考がこの方向に傾いていくことは間違いないでしょう。

これは、食べ物に限った話ではありません。衣服、日用品、家電製品、あらゆるモノにおいて、生産背景や環境負荷を意識する消費行動は広がりを見せています。

これからは、「美味しい」の本質が問われる時代です。「美味しい」とは単に味覚の満足だけではなく、安心、安全、環境への配慮、作り手の誠意といった多面的な要素が絡み合うものになっていくでしょう。

その時代の波にどう適合し、我々のプロダクトをどう進化させていくか。この変化を前向きに捉え、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

原材料から製造工程まで、考え、こだわり抜いた当社のプロダクト_SHIP KOMBUCHA

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