私たちはどう生きるか(2024)

みなさん こんにちは。
大泉農場を運営しています Keen です。

2023 年の夏は特に異常気象でした。
そして、2024 年の始まりは大変なスタートでした…

気象という側面からすると、2024 年はどんな年になるか。
さらに今年は、人を端に発する問題として、
『2024 年問題』
皆さんもニュースで聞いたことあるワードかと思います。

様々な業種で時間外労働の上限規制が設けられ、特に輸送関係において大きな影響が予想され
それは回りまわって、コスト増という形で私たちの生活に関係してきます。

当然野菜の物流にも関わることなので、価格変動の要因にもなりかねません。

この 2024 年は、様々な側面で“これからの生き方”を考える必要に迫られる年になると思います。

“私たちはどう生きるか”

というテーマで、農業や有機農業について様々な情報を発信していきます。

新年 1 発目のブログは改めて有機農業の“今”を
自分から情報を取りにいかないと
なかなか見ることのない行政機関がまとめた資料を元にお話しします。

有機農業の基本的なところは、ちょうど 1 年前の新年最初のブログでご紹介しており
割愛しますので、コチラにてご覧ください!

今起きていること

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※参照:「有機農業をめぐる事情」農林水産省 農産局農業環境対策課 資料より
△日本における有機農業は、みどりの食料システム戦略の中で
上図のような目標に向けて動いてます。

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△有機食品カテゴリーになりますが、日本の市場でも市場規模拡大だけでなく
週に 1 回有機食品に接する消費者は増えています。
確かに、スーパーやネットでも見かける機会は増えましたよね。

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△有機食品といえば、「野菜」カテゴリで接する人が多いようです。
有機食品に対してのイメージは、まだまだ「価格が高い」意識が 8 割を超えています。
「環境に負荷をかけていない」などの項目のシェアが逆転してこないと広く一般に普及するのは
難しいのではと個人的には思っています。

ここまで消費者の状況をみてきましたが、
有機野菜を作る生産者はどうか。
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△大きな流れとしては、有機農業の面積を増やしていくにも関わらず
現場で関わる人としては、取り組み面積の現状維持や縮小したいと考える人で8割を占めるという
現状で その理由としては、人手不足や栽培管理の手間も挙げられています。

大きな組織や会社がどんどん有機農業への取組拡大だけではなく
小規模や個人でできる環境の裾野を広げていかないと
目標達成に向けて難しい状況ではないかと思います。

世界はどうか

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※抜粋:持続可能な食料システムの構築に向けた EU の取組と我が国への示唆~有機農業の拡大に向けて~

△環境への取組、有機農業を考えるとき必ず比較で出てくる欧州の取り組みをみてみます。
生産するところから消費するまで無駄のなく、環境負荷を考えた一気通貫の取組をしています。

有機農業に関するアクションプランも生産者から消費者までの行動指針が示されており
非常に分かりやすいですよね。

供給・生産力を高めていくのと同時に、私たち消費者側の需要をいかに高めていくかも重要なのが
資料をみていくと分かります。

それは子供たちへの教育から、ある程度統一された流通システム・・などなど
私たち1人1人の意識や行動も求められていることが分かります。

2024 年、大泉農場は
「私たちはどう生きるか」
1 人 1 人の意識や行動のキッカケとなれるように情報発信・活動していきますので、
今年もよろしくお願いいたします。

農場体験や話聞きたいなどありましたら
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https://www.instagram.com/oizuminojo/

ABOUTこの記事をかいた人

KEEN

身近に起きた耕作放棄地の問題から農業ビジネスに興味を持ち 大泉工場が掲げるミッションと有機農業を通して新しい価値を創ることに共感し、入社。 ”農業”を通じて、関わる人の「カラダとココロの健康」に貢献する。 2030年に向けて有機野菜が当たり前の世の中に!を目標に日々学び邁進中。