目立ち方を考え、目立つことを考える。

今はなき、タレントマネジメント事務所の代表的なタイトルを付け、スタッフにNGを出され、ちょっとショボンとしてしまった、KANです(彼女が正しい)。

さて、近年、さまざまなところで、飲料ではなく、冷凍餃子をはじめとした、様々な「食品」の自動販売機が増えたように感じます。このビジネス、人件費がかからず、設置料と光熱費のみでビジネスができる、すごい仕組み。

もちろん、MDを磨き上げて差別化・話題性を獲得していく、設置場所を緻密に計算する、SNSでの発信などなど、やらなければいけないことも、多々あることは間違いありません。それでも「設置して、買ってもらって、集金する」という販売手法は、商売をする上での大きな課題の一つである「人」を介さない、画期的な手法だなぁと感じます。

しかし、あまりにも「平和ボケ」しすぎたビジネスじゃないかなぁと思ったりもします(置き配なんかも、そうっちゃそうですが)。

自販機ぶっ壊されたら、全部失っちゃいますよね!?

よく言われますが、日本って本当に平和だと思います。

地理的な要因やメディア・教育、安全な社会環境などの影響で、もちろんすべてに当てはまるわけではないですが、日本人の大部分の人々が、平和と安全を当然視する傾向が強いのかなと感じます。

それに加え、日本人は、みんな仲良しこよしで、出る杭は叩かれる、すべての人が平等に扱われるべきであると考える「ユートピア的な人」が多いとも受け止められます。

ところが時代は移り変わり、SNSが当たり前の世の中に。Z世代やα世代と言われる若者たちが、どんどん自分をアピールするようになりました。むしろ、そういった世代に関わらず、老若男女、自己表現の重要性は、とても高まっていますし、今後も加速度を増すと考えています。

ポジティブな発信ならいいのですが、残念なことに、「どんなことをしてでも目立ってやろう」という気持ちからなのか、モラルが問われる発信の数も、比例して増えていると感じます(飲食店でのイタズラ動画の投稿や、フェイクニュースなど)。

仲良しこよしの「みんな一緒」から、自己を開示し「人より目立つ」。

この流れって、どう見ますか?

自分は善し悪しがあるなと、考えています。

とにかくなんでもやって、目立てばOKという考えは、もちろんNG。そのうち、「冷凍餃子の自販機を壊してみた」みたいな動画がアップされそう(すでにされている?されない??分かりませんが)。それってもう、海外の「危ない地帯」と言われている場所で起こっていることと、変わりがないですよね。

一方、自分は「目立ちたい」という感情に対して、ポジティブです。なぜならそれを、正しい方向に進む原動力として使えば、もの凄いイノベーションが起こる可能性が生まれると思っているからです。

自分はSTAND OUT!という言葉が好きで、実はよく使っています。

これは一言で言えば「目立っちゃおうぜ!」という意味。

一昔前の日本では、前述の通り、みんな平等に、みんなで豊かになろうということが当然であり、その考え方自体は、否定するものではなく、とても素晴らしく、温かい価値観であると思います。

しかし、現代社会において、残念ながらほぼ全てのテクノロジーや技術が、海外主導になり、世界において、日本発のSTAND OUTしている企業は、本当に数社程度。それって、悔しいなと思うわけです。大泉工場も、もっともっとSTAND OUT!して、地球にとってポジティブな影響を与えたいなと、本気で考えていますし、日本を牽引する企業になっていきます。

(素敵な仲間を募集中)

目立つということは、それ相応のリスクもありますが、いい意味で目立つことができていれば、いい人やいい情報、いいものが集まり、いいアウトプットができる可能性が高まります。

冷凍餃子自動販売機ビジネスで集金をしているという話を聞いた際に、ふと、そんなことを思ったりもするのです。

ポジティブなSTAND OUT!を、みんなでしていきましょう!

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