地球に還る毛と向き合い、本質的な美を追い求める

10km走っていると思っていたコース、実際に測ったら8kmもなかったことにショックを受けた、KANです。

■地球とつながる脱毛手法「シュガーリング」

突然ですが皆さん、「シュガーリング」ってご存知でしょうか?端的にいうと、砂糖、水、レモンのしぼり汁を混ぜて作った、粘着質の高いペーストを使った、脱毛方法のことです。このペーストを仄かに温め肌に塗り、毛根から毛と角質を取り除く、紀元前4000年から続く脱毛トリートメント。全てが天然成分で、脱毛の際にも刺激がそこまで大きくなく(途中で、慣れる)、肌に優しく、脱毛効果が1-2ヶ月持続する特徴があります。

なぜPlant Based屋の自分がシュガーリングの話をし出したか。

遡ること数年前、環境問題に関わる仕事をしたいと、大泉工場に素敵な女性が訪れてくれました。彼女の名はMoemiさん。正直当時の記憶は曖昧ながらも、彼女から伝わる強い意志のようなものを感じとったことを、覚えています。

その際、大泉工場で働くのもいいけど、何か、本当に自分でやってみたいことがあるのでは?とお話しさせていただきました。

それから1年後くらいに、大泉工場主催の(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHIにて、劇的な再会を果たします。Moemiさんが「シュガーリング専門店」として、出店してくれていたのです。

自分は「シュガーリング」という仕事を知らなかったのですが、弾ける笑顔で接客しながら、脱毛作業に没頭されているMoemiさんの姿は、とても印象に残っています。

実際に体験もさせていただき、自分の頭の片隅に、「シュガーリング」が刻まれました。

肌も喜ぶ脱毛体験

■ジェンダー関係なく美を追求する現代

昨今、日本における男性の脱毛市場は、健康志向や美容意識の高まりに伴い、急速に成長していると言われています。2020年にその市場規模は200億円を突破、2025年には約400億円に達すると予測されており、今後も多様なニーズに対応したサービスが登場し、市場は拡大していくと考えられています。

確かに、20年近く毎週サウナに通っている中で、徐々に毛がない男性が増えてきていることには、なんとなく気づいていました(自分もどのタイミングだったか定かではありませんが、セルフケアを定期的にしています)。

ちなみにレディースエステ市場は、若干ながら減少傾向のようです。

■Moemiさんと「シュガーリング」

さて、夏は薄着の季節。

改めて、自分の「毛」と向き合った時、どう、脱毛することがベストなのか、ちゃんと「シュガーリング」を施され、考えてみたいと思い、先日、Moemiさんのサロンに行きました。

Moemiさんの運営するサロン「tsukinomono(本店:川口市)

素敵なインテリアに囲まれたサロン

表参道にある素敵なパーソナルサロン。現場で満面の笑顔で迎え入れてくれた彼女に、色々尋ねながら、「シュガーリング」をしてもらいました。

そもそもなぜ、Moemiさんは「シュガーリング」を選んだのか。

それは作業で使われた素材が、地球に悪影響を与えず、コンポストという形で自然に還っていく。そしてそれが、自分から地球まで、すべての美につながるところに、魅了されたからとのこと。

全てが循環し、心地よい営みの一端を担うことができることが、喜びなのだそうです。

出会った頃の「大泉工場の環境問題解決への取り組みに関心を持って」というところから、全くぶれていません。

前述の通り、「シュガーリング」で使われるものは、全て天然由来。彼女が使用しているTamara’s productは、石油、着色料、合成界面活性剤、保存料、防腐剤、香料は完全に不使用。

自分は知らなかったのですが、一般的な医療脱毛サロンというのは、部屋の半分くらいを機械が占めていて、かなり大きな音が鳴り響く空間なのだそう。自分の声も、施術してくれるスタッフさんの声も聞こえづらく、痛みも伴うようです。何かあっても伝えることができない。美を手に入れるために、こんなに辛い思いをしなければいけないのかと、Moemiさんもショックを受けていたようです。

そして自分で処理をするにしても、カミソリを使い、肌に良くない。もう、毛を処理するのが嫌になり、諦めかけていた頃、「発酵人」として活躍する田上彩さんのSNSで「シュガーリング」と出会いました。

いてもたってもいられず、すぐにコンタクトを取り、初めての「シュガーリング」を体験。暖かい、こだわりのある空間で、本当に自分の体を大切に優しく扱ってもらい、時には一緒に痛みを乗り越えて、日常の悩みや身体のこと、人生について、会話を通じて、本質的な心地よさを味わうことができた。

これを多くの人に広め、自分を愛でながら、美を手に入れる方法として、「シュガーリング」を天職としてまっとうすると誓い、学び、今に至るそうです。

確かに、自分も施術を受けている時に、たくさんMoemiさんと会話し、脱毛とともに心のデトックスができました。

そして、ツルッツルになった自分の足に触れた時、なんとも言えない多幸感を得ることができました。

本質的な美を得るとは、どう言ったことなのだろう。表面的に着飾るのではなく、その過程や、その後も含め、地球とつながる美しさということを、脱毛を通じて学ことができた気がします。

弾ける笑顔のMoemiさん

こんな感動体験、応援しない理由はないです。

ぜひ皆様も、体験してみてください。

Moemiさんの表参道のサロンは、こちら

■美を追求するなら誰かと

自分はMoemiさんの話から、何かを得るために、そこまで辛いことを強いられる必要が、どこまであるのかなと感じました。

自己研鑽も、苦しく辛いだけだと続かない。

Moemiさんにとっての田上彩さんのような、一緒に伴走してくれる人との出会いは、重要ですね。

そして美しく健康的な体を、無理せず手に入れられる飲料、KOMBUCHAは、年間を通してとてもおすすめです。

ぜひ、梅雨入りした今こそ、日々の生活に取り入れてみてください。

_SHIP KOMBUCHA