はじめまして。
7月より大泉工場の一員になりました本間浩揮と申します。
営業本部として、直営事業である1110 CAFE/BAKERY、大泉工場NISHIAZABU、_SHIP KOMBUCHAと幅広く関わらせていただきながら、新規事業開発にも従事していきます。
まだ入社して間もなく、新しい発見ばかりの毎日を過ごしていますが、大泉工場は知れば知るほどユニーク。
川口市の工場団地に位置しながら、本社家屋が有形文化財で、敷地内にはコンブチャのブルワリーとプラントベースカフェを営み、他にもWAREHOUSEと呼ばれる元鋳物工場の建屋がフリースペースとして開放され、週末にはイベントが行われたりと、改めて、沢山の可能性とその中で自分に何ができるだろうとワクワクする毎日を送っています。
(ここでは紹介しきれないので大泉工場の敷地が気になる方はこちらを)
合宿
先日、「今後の事業展開について理解を深めよう!」と合宿が行われました。その時に、社長の大泉から聞いた「オーガニック」という言葉の意味が腹落ちしたので、そのお話を。
焚き火をしたり、丘の上にある神社まで行ったり。色々なアクティビティをしながらも大泉工場の未来について語り続ける1泊2日でした。
オーガニックの定義とは?
「オーガニック」という言葉を聞いて何を想像しますか?有機な素材?農法?お恥ずかしながら入社前の僕はこの状態でした。「オーガニック」はプロダクトの生産方法と定義の1つかな?くらいに思っていたので、大泉から聞いた話は目からウロコでした。
有機農業の普及活動を世界規模行うNGOであるIFOAM(国際有機農業運動連盟)によると、オーガニックの原則として「健康」「生態系」「公正」「配慮」の4つを掲げています。
健康 : 人間だけでなく、食物連鎖がを繋ぐ環境や土壌や生態系という環境全体の健康。
生態系 : 農作物や畜産を行うにあたり、生態系を崩すこと無く共生するバランスの維持。
公正 : 農業、生産者から流通、販売、消費者まで、すべての関係者が公正な関係であること。
配慮 : 次の世代の環境や健康にも配慮すこと。 遺伝子組み換え技術など、安全性が不明なものは避ける。
これら全ては、人間の生活とその結果に繋がっていて、実は、私たちが生きるうえで行っている1つ1つのことが、オーガニックに関係していることがわかります。
その結果、食に関しては、ほとんどが有機農法になるのですが、それは生産方法だけに終わらないこともわかります。
私たちのVISIONに、「素敵な環境を創造する」という言葉があります。
大泉工場のすべきことは、「オーガニックなプロダクトを提供すること」にとどまらず、「オーガニックという行動」に少しでも意識と目を向けてもらえるメッセージを、プロダクトと活動を通して伝えていくことなんだと理解しています。
これから関わっていく様々な新規事業を通して、この視点を忘れずに未来を創造していきます。