OKS UNPARALLELED OPEN CAMPUS -地球とワタシの環境-

こんにちは

今回コラムを担当します。大泉工場の内田です。

10月12日(土)、13日(日)に1年ぶりとなる、OKS UNPARALLELED OPEN CAMPUSおよび(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHIを開催いたしました。残暑厳しい中、多くの方にご来客頂き、ありがとうございました。

今回はOKS UNPARALLELED OPEN CAMPUSで上映された、「We Are What We Eat-未来につなぐ美味しい解決策-」「ANIMAL 僕たちと動物のこと」の2作品をご紹介したいと思います。ぜひ一度、見て頂けたら幸いです。

アリス・ウォータース(Alice Louise Waters)

アメリカのシェフ、レストラン経営者、活動家、作家である。1971年にオープンしたアメリカ・カリフォルニア州バークレーに初めて、オープンした、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理レストラン「シェ・パニース」の創業者であり、オーガニック、地元産の食材を使用し、カリフォルニア料理の先駆者。

また『スローフード宣言 – 食べることは生きること』の書籍も出版者。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。

WE ARE WHAT WE EAT -未来につなぐ美味しい解決策-

【映画概要】

全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者でありオーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合い。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かうドキュメンタリー。

食べ方を変えれば、人の価値観、そして社会が変わります。

さあ、皆で動きましょう。気候変動を止め、地球と私たち自身の健康を回復するために。

― アリス・ウォータース―

【感想】

私は「We Are What We Eat」を観る前に書籍を読んでいたこと、また2月3月のコラムで取り上げています、徳島県上勝島での経験も相まって自分の中にスーッと入り込んできた作品です。「旬を生かした料理」「地産地消」を取り入れることにより、排出ガス削減を実現する考えはとても共感できる部分です。季節を問わず、世界中から食材を集め食す、飽食時代のいま、改めて環境との共存を考えるきっかけになる作品のひとつです。

ユナイテッドピープルより、予告編が共有されていますので、ぜひお目通しください。

URL: https://youtu.be/u29K0phqxm4

ANIMAL 僕たちと動物のこと

【映画概要】

ベラとヴィプランは、動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のティーンエイジャー。自分たちの未来が危機にさらされていると確信している世代だ。過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数はすでに60%以上と言われ、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消した。このことを科学者たちは「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。50年後、人類は生存していないかもしれない。2人は、映画監督で活動家のシリル・ディオンに後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの大きな危機の核心に迫ろうと決意し、絶滅を食い止めるための答えを探るべく、世界を巡る旅に出るドキュメンタリー。

僕たちは絶滅するの?

地球上の生命の「6度目の大量絶滅」が迫っているらしい。

危機感を覚えた16歳のベラとヴィプランの2人が阻止する方法を探りに世界各地へ

旅するが果たして・・・

【感想】

私は「ANIMAL 僕たちと動物のこと」を観ながらベラとヴィプランのティーンエイジャーと共に多くを学び、地球の問題点を多く知ることとなりました。

16歳の少年少女が、好きな動物たちの、今おかれている悲惨な現状を知り、それは動物だけでなく、自分たちの未来の問題でもあることととらえ訴えかけていることに感心させられました。環境破壊、温暖化、大気汚染、プラスチックごみ、海洋汚染、動物の強引な養殖等々、現代文明の問題点が短時間で多く伝わってきます。

また、スクリーンの中のふたりの言葉を聞いているとこんなことを考えさせられます。

私たち大人は、子供たちにどう思われているだろうか?

忙しさにかまけて、子供達の未来の環境を壊し、「子供の為に働いている」と言い訳している大人を。しかし本編では、子供の未来を考えて行動をしている大人たちも紹介されています。海岸のごみ拾いを続けウミガメの産卵地へと再生。コスタリカ大統領の自然再生への取組は絶望の淵から未来の希望への一筋の光が見えたようでうれしく思いました。

再生へ取り組む大人たちと出会うことにより、大切な地球を、汚した大人たちを憎むふたりの想いに、不思議な変化が現れた場面は印象に残っています。

ユナイテッドピープルより、予告編が共有されていますので、ぜひお目通しください。

URL: https://youtu.be/JJHp7nX1rzw

まとめ

大泉工場の製品は、人にも地球にも優しく、安心安全をモットーにこだわり製造しています。上記で紹介したKOMBUCHA、POPCORNのほかに1110CAFE/BAKERYではプラントベースのロールパンをお楽しみいただけるだけでなく、オーガニック、環境への取組を発信する拠点でもあります。

大泉工場CAMPUSは科学、芸術、自然を融合させた環境づくりに取り組んでいます。

「素敵な環境を創造する」ために循環型のコンポスト運用やコンブチャの製造の段階で排出される水蒸気や排水、廃棄物などを可能な限り減らし再利用し、地球環境にやさしい循環型農業を実践しています。

ぜひ一度訪れ、体験して下さい。

最後に

2日間に渡り「OKS UNPARALLELED OPEN CAMPUS」でオーガニック、ヴィーガン、環境について、講演、試写会によって一人でも多くの人にお伝えする試みをいたしました。

2回目、3回目と今後も続けてまいりますので、家族、友人、知人をお誘いの上、ご参加ください。