『心機一転、異業種への挑戦』

初めまして、wakaです。

12月25日にグランドオープンしたBROOKSで働いております。 大学を卒業してからほとんどの時間をアパレル業界で過ごし、中でもインテリアに携わっていた時期が長かったのですが、いつしかマンネリした環境から脱却したいという気持ちが強くなっておりました。

そんな時に私はプライベートでカフェ巡りを友人とすることが多いこと、また趣味が海外旅行で、海外の素敵なインテリアに囲まれたカフェに足を運ぶたびに、いつかカフェで働いてみたいという気持ちが芽生えるようになっていました。

頭の中ではこんなお店を作れたらきっとかわいいだろうな、素敵だろうなというイメージはあっても、現実はなかなかカフェ経営はおろか、飲食のバイトの経験すらほぼない私は、どこか理想はあっても現実的に考えることまではできていませんでした。

ただ、飲食のなかでもカフェへの憧れは常にどこかにあり、なんとなく求人を眺めていた時にこの「大泉工場の求人」と出会いました。

年齢的にも健康に関して気を付けていかなければいけないと思い始めていたので、求人にあった「オーガニックな食材を使用、植物由来のプラントベースフード」という言葉にとても惹かれました。実際私はビーガンではないので、専門的な深い知識があるわけではなかったのですが、オープニングスタッフということもあり、自身が新しいことに挑戦するのは今しかない!という気持ちで面接に意気込みました。

ドキドキしながら面接に挑んでいく中で、実際に今までアパレルでどんな経験をしてきたのか、またカフェではどんなことを挑戦したいのかというお話を親身になって聞いてくださったことが、とても印象的でした。

最終の社長面接で趣味を尋ねられた際に、私は「旅行です」とお伝えしたのですが、さらに一番良かった国はどこかと尋ねられ、私はシンガポールと答えました。その理由は、私は出身が宮城県で、大学生の時に震災を経験しました。その数年後、震災を忘れないために、またこの経験と生の声を海外の学生へ伝えるための国のプロジェクトへ参加した際の派遣先がシンガポールでした。

シンガポールは国が小さいため、国内の全ての大学を回りプレゼンテーションを行ったのですが、学生たちが親身になって、私たちの話に耳を傾けてくれていたことが今も忘れられず、生活を共にしていた際もとても親切にしてくれ、国自体も親日家の方が多く、とても大好きな国になりました。

そんなお話を社長としていた際に言われた一言で私はとても驚きました。「実は今僕仕事でシンガポールにいるんです。」こんなことってあるのだなあと思い、この会社にさらに縁を感じました。

その後採用され、BROOKSのオープンに向けて日々奮闘し、プラントベースについてや今まで強く意識したことがなかった有機の野菜を使った健康的なレシピを考案する場にも携わることができ、初めて学ぶことがとても多く、勉強の毎日を過ごしています。

今では自身が店頭に立ち、ご来店していただくお客様に説明する立場にいるため、私自身も日々勉強ですが、少しでも地球や環境に配慮した考え方を多くの人が持つことで、大泉工場が掲げるように、人々のスマイルに繋がればいいと思っています。

BROOKS GREENLIT CAFE」は青山一丁目駅から徒歩4分の広い公園の前にあります。

おいしいプラントベースのメニューをご用意して皆様のご来店お待ちしております。