Inside Our Brain.でも何度かご紹介してきたイベント“PROSPECT”。未来の環境が少しでもよい物になるよう今できる事を考えるこのイベントを7月12日(日)に大泉工場NISHIAZABUにて開催しました。
第3回目となる今回のテーマは「KOMBUCHA(コンブチャ)」。
2020年、世界中で感染が拡大し、まさに未曽有の事態となっている新型コロナウィルス問題。
人類が初めて遭遇した新しいウィルスに私たちは今、立ち向かうすべを持っていません。
各国さまざまな対策を講じていますが、社会経済活動との両立は難しく、正しい選択がなにかもわからない状況です。
特効薬の開発にはまだ時間を要し、病床は足りず、医療体制の崩壊を起こしている国もあります。
日本においても首都圏を中心に、その感染者数は全国規模で増え続けています。
そんな危機的状況に我々はどのようにして自らの健康を守ればよいのか。
そのヒントとなればという思いから、人数を限定し通常よりも短い時間で開催した今回のPROSPECT。
ご参加頂いた方の中には、何年も前から自宅でKOMBUCHA(コンブチャ)を作って飲んでいる方から、今回初めて飲むという方までいらっしゃいました。
今回はKOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)の石橋和典ヘッドブルワー(醸造責任者)にKOMBUCHA(コンブチャ)の解説を行って頂きました。すべての原料を国産ナチュラルなものに切り替え、さらにキレのあるスッキリした味わいに生まれ変わったKOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)フレーバー4種とそれぞれにペアリングしたPLANT BASED FOOD(すべて植物性の材料を使用した料理)をご用意しました。
ORIGINAL:イチジクのクリームチーズディップ
豆乳をベースに、レモンや塩の絶妙なバランスでクリームチーズのような味わいと質感。イチジクのプチプチとした食感も良く合います。
YUZU:バーニャカウダー
ソースはニンニクとキノコ、オリーブオイルがベースとなっており、海藻などを加える事で磯の香りが増してうまみもアップしています。
SHISO:タピオカいくらと海苔ソースのカナッペ
ゆでたタピオカを醤油とみりんに漬け込み、アマニオイルを加えることで、魚卵の味わいを再現。見た目や食感も楽しい一品です。
KUWA:きのこのキッシュ
乳製品不使用の生地は豆腐とカボチャをベースに。
ふわっとした食感で食べ応えも十分です。
ご参加いただいた皆様には、KOMBUCHA(コンブチャ)とペアリングフードを楽しんで頂きながら、KOMBUCHA(コンブチャ)や健康についてのヒントを石橋よりお話させて頂きました。
その一部分を抜粋して記載します。
以下
KOMBUCHA(コンブチャ)と聞いて、「痩せる」「健康になれる」と連想される方もいらっしゃるかもしれませんが、KOMBUCHA(コンブチャ)を飲むだけで痩せて健康になれるというわけではありません。もちろん非常に体に良い飲み物です。
他の清涼飲料と比べ、糖類やカロリーはかなり低く(コップ一杯のカロリーは同量の一般的なオレンジジュースの約1/4程度)、発酵に由来する有機酸が豊富に含まれているため、腸内環境を整え代謝を上げることで免疫力の向上が期待できます。
しかし、KOMBUCHA(コンブチャ)単体で期待できる健康効果よりも、健康になるための一つのきっかけとしてKOMBUCHA(コンブチャ)を飲んでいただく事に意味があります。
例えば、健康のためにウォーキングをしたら、その後ジャンクフードをお腹いっぱい食べようという気持ちにはならないと思います。KOMBUCHA(コンブチャ)も飲んでいただく事で、その日は手作りの発酵食品を利用した食事にしてみよう・ゆっくり湯船につかって体温を上げよう等、普段の生活の何気ない一つ一つの行動を見つめ直すきっかけとして飲んで頂ければと思っています。
イベント中にはKOMBUCHA(コンブチャ)に関して、さまざまなご質問を頂きました。これまで以上に、健康や未病への関心度は上がっていると感じ、今回のイベントが少しでもそのお役に立てたなら、明るい未来に向けて意味があったのではないでしょうか。
まだまだ先の見えないトンネルの中にある新型コロナウィルス問題。
私たち大泉工場は体内環境や食環境など、様々な環境を整える活動を通じて、新型コロナウィルスとの共存社会に貢献できるようこれからも進み続けます。
PROSPECTは今後も大泉工場NISHIAZABUで定期的に開催を予定しています。
次回はまた違ったテーマで未来の環境の為に今できる事を発信してまいります。
是非ご期待頂き、ご興味がございましたらご参加お待ちしています!