「ポップコーン」といえば?
映画館やアミューズメント施設、水族館など、エンターテインメントとの相性がよく、楽しいひと時には必ずFUN FOOD(楽しい食べ物)としてポップコーンを食べていませんか?
ポップコーンのにおいは五感を刺激します。今では、定番の塩やキャラメル味だけではなく、様々なフレーバーのポップコーンを特に映画館などで数多くみられるようになりましたよね。映画館でポップコーンを食べることが、楽しみの一つになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
前回のブログ「ポップコーンを歴史からみても、ワクワクがとまらない!」でポップコーンと映画館の歴史を紹介しましたが、その後、ポップコーンがさらに消費者へどのように浸透していったのか知りたくないですか?少しだけご紹介しますね!
「ポップコーンと映画」「ポップコーンと娯楽」の関係性は変わらない
アメリカでは、第二次世界大戦以降、ポップコーンと映画館との繋がりは強くなっていきました。1945年、アメリカで消費されるポップコーンのうち半分は映画館で食べられるほどポップコーンは映画館になくてはならないお菓子となり、このころ映画が上映される前にコマーシャルが流されるようになりました。
最も有名なコマーシャルは1957年に流された40秒の「みんなロビーに行こう」というというもの。コマーシャルによって人々はさらにお菓子を食べるようになりました。
しかし、この時期から、テレビをみる消費者が増えたため、映画館に行く機会が減少し、ポップコーンの売上は減少しました。
1970年代に入ると、家庭に電子レンジが普及し、ポップコーンのブームが巻き起こりました。ボタンを押すだけですぐにポップコーンが食べられるようになったのです。
ポップコーンは映画館だけでなく、テーマパークや、ホームパーティーなどみんなで時間を楽しむのに欠かせない存在です。「ポップコーンと映画」「ポップコーンと娯楽」の関係性は変わらず、ポップコーンは「ワクワクさせるFUN FOOD」であるとアメリカの歴史をみても分かるような気がしています。
日本の映画館は今を見つめ変化を続ける!
コロナウイルスの蔓延により、日本における映画館の売上も大きく変わりました。帝国データバンクの調査によると、2020年度の映画館・シネコン市場1,600億円前後となり、2019年度(3,100億円)から半減。その背景は度重なる緊急事態宣言発出における外出自粛が大きな要因です。
映画館で映画を鑑賞してもらうため、座席の間隔、飲食の提供自粛などの感染防止や新しい取り組みとして、車に乗ったまま映画を鑑賞できる「ドライブインシアター」を導入するなど、各社工夫しながらエンターテインメントを存続させています。
コロナ禍に関連し「ポップコーンと映画」の考え方も、今後もしかしたら変化せざるを得ない事案なのかもしれません。
ポップコーンの進化系は?
私たちは会社のミッションである「地球を笑顔で満たす」に向かうため、2021年1月から
ポップコーンの原料をすべてナチュラルなものに変え「WO!POPCORN!」として展開しています。この商品は、「=映画館・娯楽」に留まらない可能性を秘めています。
それは「環境・サステイナブル」という付加価値が乗っかっている商品だからです。
エンターテインメント領域以外の世界へ羽ばたくことができるのが「WO!POPCORN!」。
ヴィーガンショップやエシカルセレクトショップ、オーガニックやナチュラルに力を入れている道の駅、新しいものを積極的に発信している雑貨屋、美容院やエステ・ネイルサロンでの店販、ホテル、空港、SDGsに力を入れているアパレルなど、どんな業種でも「WO!POPCORN!」は良いと思います。
まだまだ世の中に知られていない商品ですが、ポップコーンの新たな価値を創造していきます。