冬籠りの季節が訪れる12月初旬、WOTAの新オフィスへの移転を記念して開催されたfamily dayにて、いつもコンブチャを扱って頂いている蔵前のホステル&バーラウンジNuiバーテンダーの斎藤さんと一緒にコンブチャカクテルを提供させて頂きました。
family dayということで社員の方が家族連れで楽しむことはもちろん、フードやドリンクの提供もWOTAとつながりの深い面々が参加していたため、会場全体も和気あいあいとした素敵な雰囲気に包まれた、あっという間の3時間でした。
みなさん「WOTA」って知ってますか?
「人と水の、あらゆる制約をなくす。」をビジョンに水道いらずの手洗いスタンドWOSH(ウォッシュ)やポータブル水再生プラントWOTA BOX(ウォータ ボックス)を開発・販売されています。この装置に使われている技術によって、一度使用した水の98%以上が再生・循環利用が可能となり、「どこでも簡単に水再生処理が行える」という画期的な価値を提供しているのです。わかりやすく言えば、「水処理施設を移動できるサイズに小型化」し、「場所の制限なく置けるようにした」形です。インフラが十分に整わない災害現場などで衛生的な水を提供して、状況や条件によって誰も取り残さない環境を作れるこのプロダクトに共感する部分は多いです。
当日は私もWOTAの手洗いスタンドで手を洗ってみましたが、ただいつも通りに手を洗っているだけなのに、何故か楽しくなってしまう不思議な感覚になりました。
手を洗う行為は人目につかない場所ですることが多いですが、こうやって可視化されることが安心安全の証にもなります。日常の風景に手洗いが溶け込むことで意識が高まり、社会全体の習慣が変わっていくのだろうと感じずにはいられませんでした。
コンブチャも日常を少しアップデートするような、楽しく笑顔が生まれる飲み物にしていきたいと思い、日々醸造に取り組んでいます。
KOMBUCHA_SHIPにとっての水とは
飲料製造をする上で、水の品質は欠かせないポイントです。季節によっても地域によって味が違いますし、水質によって発酵の調子に影響が出るのです。
原材料としての水ともう一つ大事な点があります。KOMBUCHA_SHIPのブルワリーでは、安全安心な製品を作るため醸造設備を強いアルカリや酸の薬品も使って洗浄するのですが、そこで使用した水を回収し、作業着が洗える水準までに中和させて排水して、地球を汚さない持続可能な製造工程の構築にも取り組んでいます。
イベントに参加させて頂き、衛生的な水や素敵な空気を作れるWOTAさんだからこそ安心な水が作れるんだと実感しました。今後も持続可能な社会にむけて、思いを共有し、共感しながら広げていく活動を続けていきたいですね。