今回はいつも何気なく食べているポップコーンが弾ける仕組みについて解説してみようと思います。
とうもろこしは内側に水分を含んだ柔らかいデンプン層、外側に固いデンプン層があります。とうもろこしを加熱すると、柔らかいデンプン層の水分が水蒸気になって膨らもうとします。
ポップコーンに使われる爆裂種は外側の硬いデンプン層が厚くなっており、邪魔をされて膨らむことができません。
水蒸気になろうとする圧力が高まると限界に達し、硬いデンプン層を破り弾けることでポップコーンができるという仕組みです。その臨界温度は180℃と言われています。
通常、そのまま食べられているスイートコーンは外側のデンプン層が薄いため、そこまで圧力を上げることができません。
大泉工場ではご家庭で手軽にポップコーンを楽しめる、爆裂種を個包装にした「easy pop」を販売しています。ポップコーンは食べておいしいのはもちろんですが、つくる過程も楽しい、食べものです。ぜひ「FUN」な体験をしてみませんか?