アレルギー表示について

こんにちは!西川です!
今回はアレルギー表示について書きたいと思います。

私達、飲食業で働いている人々は、アレルギーへの意識を強く持っています。
特に近年では多くの方がアレルギーを持っていて、個人差が大きくあるので繊細で難しい問題となっています。

日本では、特定原材料の表示がアレルギー表示に関する主な規定です。
法令は食品表示に関する法律(食品表示法)です。
日本のアレルギー表示に関する主な義務は以下通りです。

特定原材料の表示:食品表示法では、「特定原材料」と呼ばれる7つのアレルギーを引き起こす可能性が高い原材料について表示が義務付けられています。

えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生

表示の方法

特定原材料が使用されている場合、
製品の成分表示や原材料名などを表示しなければならない決まりになっています。

これにより、アレルギーを持つ人が食品の成分を確認しやすくなります。

食品業者の義務

食品を提供する業者は、特定原材料の表示を正確かつ適切に行う責任があります。
製造業者や流通業者は、消費者に対して十分な情報提供を行うことが求められています。

アレルギー表示の改正

食品表示法は改正されることがあり、新たな特定原材料の追加や表示方法の変更などが行われることがあります。
業者や消費者は、最新の法令を確認し、遵守する必要があります。

上記は、アレルギー表示に関する最低限の基準であり、
企業や製品によってはこれ以上の情報提供が行われることもあります。

食品表示法を遵守することは、アレルギーを持つ人々が食品を安全に摂取できるようにするためにとても重要なのです。

そして令和5年3月9日食品表示基準が改正されました。

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上記の7品目にくるみが表示必須となりました。今までは【特定原材料に準ずるもの】に含まれていたので表示する義務はありませんでしたが、これからは表示しなければなりません。

このように、現代に暮らす人々に順応しルールを制定していく事は大変な事だと思います。

提供する側もされる側も思いやりを持った行動・言動を心がければ大きな問題は起こらないように感じます。
では、また!

ABOUTこの記事をかいた人

Nishikawa

調理師専門学校を卒業後、都内のホテルで料理の基礎を学ぶ、結婚式やケータリングも経験。ヴィーガンやプラントベースの料理を本格的に始めたのは6年前からで、1人でも多くの方に野菜本来の美味しさや調理の面白さを伝えていきたい。