話がすれ違う理由は、◯◯の違いなのかもしれない。

大泉工場でPRを担当している加藤です。

仕事をしていると、「同じ話をしているはずなのに、なぜか話が噛み合わない」と感じる瞬間があります。おそらく、私だけじゃないでしょう。

ということで、今回は「仕事に欠かせない、視座の往来」について、私なりに考えた話です。


スムーズなコミュニケーションに必要なこと。

私が大泉工場に入社して、2026年6月1日で丸1年が経ちました。
「1年」といって、なんとも濃密で「え、まだ1年だっけ?」と自分でもびっくりしています。

1年間、毎日何をしていたか?というと、社内の様々なプロジェクトに首を突っ込んでいます。

大泉工場は、早いスピード感とともに「悩んだらやっちゃおう!」精神がある会社なので、毎日まぁまぁドタバタしています(笑)。

でも、新たな「世の中に役立つこと」「素敵な環境を創造すること」が生まれる瞬間に立ち会えているので、ドタバタよりも、充実感と楽しさとワクワクが勝ります。

そんな大泉工場での私の役割は「PR」です。

「PR」というと「メディアやSNSの発信担当」と思われがちですが、ある意味正解で、ある意味間違い。正しくは「大泉工場のあらゆるステークホルダーとの関係値をフレンドシップあふれる状態にすること」です。

そのために、社内外のコミュニケーションを円滑にする。
そのために、メディアやSNSを通じた発信“も”行う。

そう、「PR = Public Relations = パブリック(公衆)とのリレーションズ(関係)」です。そのために、首を突っ込んだプロジェクトで拾った「種」を事業成長に寄与する「実(み)」にすることを目標に、視座の高低を行き来することを意識しながら、日々、コミュニケーションを図ることを目指しています。

大切なのは、視座の“高さ”じゃない。

ここでポイントなのが、「視座」。

「視座」は高いだけだとダメ。

いわゆる「意識高いだけ」になりがちで、「高い視座と低い視座を行き来する」とコミュニケーションも円滑になりやすい気がしています。

「視座」が違う者同士で話していると
「何だか話が食い違うな」とか、
「ずっと平行線で進まん!!!」とか、
「あの人の言ってること意味不明なんだけど…」とか、
「話したいことはちょっと違うんだけどな」とか、
とか、とか、とか…ミスコミュニケーションが起こりがち。

例えば、

Aさんは、1km先にある旅の通過地点で自分が食べるべきものは何か?の話をしている。

Bさんは、100km先にある旅の目的地で皆んなで一緒に得られる体験は何か?の話をしている。

例えば、

Aさんは、1ヶ月先の店舗の売上を上げるためのアクションは何か?の話をしている。

Bさんは、5年先の会社の信頼を築くためのアクションは何か?の話をしている。

例えば、

Aさんは、自宅を心地よくするための買い物は何か?の話をしている。

Bさんは、地球をリジェネラティブにするための取り組みは何か?の話をしている。

だから、話がすれ違う。

でも、どれも間違ってない。

「何を見ているか」

つまり、どこに視座を置いているかが全く違うだけ。

Aさんは、身近/直近に対する立場。

Bさんは、全体/未来に対する立場。

どちらの立場で対話をし、問いをつくり、行動をするかの違い。

「あらゆるステークホルダーとの関係値をフレンドシップあふれる状態にする」ことが仕事のPRにとって、Aさん↔︎Bさんを行き来することは必要不可欠。

だからこそ、日々、様々なプロジェクトに首を突っ込みながら精進しています。

📝詳しくは、最近読んだこちらのnoteの記事に分かりやすくまとまっているので、ぜひとも。

枯れた枝を見るか、新しい芽を見るか。

最近、自宅の植物にある9割枯れた枝から新緑のかわいい芽が現れました。

「枯れた枝」を悲しむか。

「新たな芽」に喜ぶか。

どちらにしても、同じ植物を見ていることに変わりはありません。

ただ、見ている場所が違う。

置いている視座が違う。

そこから生まれる感情や、次の行動が違う。

枯れた枝を見る視点も必要です。

どこが弱っているのか、何が足りなかったのかを知ることができるから。

一方で、新たな芽を見る視点も必要です。

まだ小さくても、これから育っていく可能性に気づくことができるから。

その両方を行き来しながら、問いを立て、言葉にし、行動に変えていくこと。どちらか一方ではなく、どちらも行き来しながら、より良い関係をつくっていくこと。

枯れた枝と新しい芽の両方を見ながら、新しい「種」を見つけて、育てて、届けるために、明日も首を突っ込んでいこうと思います。

PS;

トップ画像は、2024年11月2日〜2025年3月16日に金沢21世紀美術館で開催されていた企画展「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」のエントランスで撮影したものです。

コミュニケーションとは、違う価値観を持つ様々な相手とリズムや呼吸を合わせてダンスを踊るようなこともかもしれない💃

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社大泉工場/PR TEAM LEADER 愛知県大府市出身。東京造形大学卒業後、アパレル企業や外食コンサルチームを経て2006年より「コミュニティーの創造」を理念とする飲食企業で、広報PR業務/ブランド・商品ディレクション/代表秘書を担当。2024年4月よりサッカーとのタッチポイントを提案する体験型施設の運営管理・企画を担当し、2025年6月より現職。 ここ数年の個人的関心は、人々の生活と直結する「食」の在り方、特に、農業、土、地域の暮らし。日本の祭りを愛しています。