こんにちは。_SHIP KOMBUCHA TEAMのMANABUです。
猛暑の夏、「今日はずっとカンカン照りだから、太陽光パネルも電気をバリバリ作っているんだろうな」なんて思っているのは自分だけでしょうか?
太陽の光で電気を作るのだから、ギラギラと眩しい太陽が照りつける日こそ本領発揮!……と思っていましたが、実はこれ、大きな勘違いらしいんです。ソーラーパネルたちには、人間にはちょっと意外な「お天気のお好み」があるんです。
今回は、意外と?知らない太陽光パネルの繊細でセンシティブな事情について、少し考えてみました。
実は暑さに弱い?太陽光パネルの「夏バテ」
皆さんご存知の通り、太陽光パネルは光をエネルギーに変える精密機械です。しかし、機械なので、スマホやパソコンと同じように「熱」に弱いという弱点を持っているんだそうです。
一般的なシリコン製の太陽光パネルは、気温が25度前後で最も効率よく発電できるように作られています。そこから気温が上がり、パネル自体の温度が1度上がるごとに、発電効率は約0.4%ほど落ちてしまうんだそうです。
真夏の猛暑日、直射日光を浴び続けた屋根の上のパネルは、なんと70度以上にまで熱くなることも。これではパネルもすっかり「夏バテ」状態。太陽の光自体は強力なのに、暑すぎるせいで本来のパワーを発揮できなくなってしまうんです。
ベストシーズンは夏じゃない!一番「おいしい」季節とは
「じゃあ、いつが一番発電するの?」と思いますよね。
実は、太陽光パネルにとってのゴールデン期は「春(4月〜5月頃)」や「秋」みたいなんです。
春先は、太陽の光がしっかり強くなり始める一方で、風はまだ涼しくパネルが熱くなりすぎません。パネルにとって「暑すぎず、光は十分」という最高の環境が整うため、年間を通してもトップクラスの発電量を叩き出します。
真夏のカンカン照りよりも、ポカポカ陽気に爽やかな風が吹く春のほうが、パネルにとっては断然過ごしやすくて発電しやすい。機械ですけど、人と同じで過ごしやすい季節が好きなんですね。
「薄曇り」がちょうどいい?意外とがんばる曇りの日
春や秋が良いなら、夏の「曇りの日」はどうでしょうか。
どんよりとした曇り空だと「今日は全然発電していないだろうな」と諦めがちですが、パネルは意外と仕事をしています。分厚い雨雲におおわれた日はさすがに発電量が落ちますが、うっすら太陽の形がわかるくらいの「薄曇り」の日なら、晴れの日の40〜60%ほど発電してくれることもあります。
さらに、曇り空は気温が上がりすぎないため、パネルが熱でバテる心配もありません。ギラギラとした強い光で一気に熱くなるより、ほどよい光と涼しさを保てる「薄曇り」のほうが、パネルにとってはストレスなく働ける快適な環境だったりします。
テクノロジーで克服する「センシティブ事情」
暑さに弱いという繊細な一面を持つ太陽光パネルですが、技術の進歩によってその弱点もどんどん克服されつつあるようです。
最近では、熱くなっても発電効率が落ちにくい新しい素材のパネルが登場したり、パネルの裏側に風を通す工夫をして熱を逃がす施工方法が広がったりしています。
街中で太陽光パネルを見かけたら、「あんなに強い日差しを浴びて、今ごろ熱々と戦いながら頑張っているんだな」と、ちょっと温かい目で見てみてください。身近なエコ技術も、実は人間と同じように「得意な季節」や「ちょっと苦手な環境」と付き合いながら働いていると思うと、少し親近感が湧いてきませんか?


