Design Team タナカです。
はじめてOKS CAMPUSを訪れたとき、自然な姿を生かした庭の中につつじがハートやうずまきの形に剪定されている一画があった。すごいなと思うと同時に「人の手」が入っていることを強く感じ、ずっと気になっていた。
それから季節は流れ、ある日、ちょうどつつじの手入れをしている庭師さんをお見かけしたので声をかけた。「毎年葉っぱの生え方が違うから、同じ形にはならないんです」特にハートは難しく、上のくぼみの角度が少し違うだけで、「今回はハートというより〇〇だね」と先輩から言われたりするそう。
その年の枝ぶりや葉のつき方を見ながら形を整え、剪定したあとの成長まで見越して手を入れていく。そうして植物と向き合い続けることで、技術が磨かれる。
植物は毎年同じようには育たない。決まった形をそのまま当てはめるのではなく、その時の植物の状況に合わせて手を入れ庭をつくる。
今回は形を整えられたつつじのことに触れたが、庭全体を見れば、何に手を入れて変えるのか、何を自然のままに残すのか、あるいは自然に見えるように手を入れるのか。庭師さんたちは日々、いくつもの判断をしているのだろうと思う。
OKS CAMPUSにお越しの際は、庭師の方々の手を思い浮かべると、より楽しんでいただけるかもしれません。



