働く理由は、あとから見つかることもある。

こんにちは、miitaです。

人が仕事を選ぶとき、その理由は最初からはっきりしているものだと思っていました。

何をしたいのか、どんな価値観に共感しているのか。そういうものが揃った上で、人は働く場所を決めるのだと、そう思っていました。

けれどふと振り返ってみると、自分は少し違っていました。

私がこの会社に入社した理由はとてもシンプルで、経理の仕事がしたかった。

ただそれだけです。

環境のことやサステナビリティについて、深く考えていたわけではありません。

私が入社した当時の大泉工場は、今とは少し違う顔をしていた気がします。

いわゆる普通のポップコーンを扱い、普通の綿あめを売り、カフェはプラントベースではありませんし、KOMBUCHAも作っていませんでした。地域密着型のマーケットも始めるのはもう少し先の話で、いわゆる“環境配慮型の企業”という印象は、正直そこまで強くなかったように思います。

ただ、ひとつだけ今と変わらない風景があります。

それは毎週のゴミ拾いです。

当時は、それを特別なことだとは思っていませんでした。

決められた習慣のひとつとして、当たり前のように参加していたにすぎません。

入社して10年の時が経ちました。

その流れる月日の中で、会社は少しずつ変わっていったように思います。

オーガニックのポップコーンが並び、KOMBUCHAを製造し、カフェはプラントベースへと舵を切り、地域とつながるマーケットが開かれるようになりました。

目に見える大きな変化は確かにありました。

けれど、今になって気づいたのは、その変化の根っこにあるものは、昔から大きくは変わっていなかったのかもしれない、ということです。

毎週のゴミ拾いもそうです。

当時はただの習慣に見えていたその行動が、いま振り返ってみればこの会社の姿勢を表していたように思えるのです。

自分は経理という立場で、直接的に環境の取り組みに関わっているわけではありません。それでも、日々扱う数字の中には、確かに変化が現れていると思うのです。

どんな商品に価値が置かれているのか、どんな取り組みにお金が使われているのか。数字は目に見えない意志のようなものを、淡々と映し出している気がします。

最初から意味を持っていたわけではありませんでした。けれど、続けていく中で少しずつ輪郭が見えてきた気がしています。

働く理由は、後から追いついてくることもあると気づかされました。

そしてその方が、もしかすると自然なのかもしれません。

今日もまた、当たり前のように数字を追いながら、その向こう側にある流れに、少しだけ意識を向けてみます。

環境についてまじめに取り組むこの会社が好きなので、気づかないうちに、自分もその一部になっているのだとしたら、それは、悪くないことのように思います。

大泉工場の取り組み

私の所属する株式会社大泉工場では、再エネ100宣言へと参加を表明し、敷地内で使用する電力全てを自家発電で補っています。

敷地内で運営する1110 CAFE/BAKERYで出る野菜や_SHIP KOMBUCHA breweryで出る茶葉のカスなどは自社のコンポストにて肥料として生まれ変わり所有の畑で再利用しています。

また「RECYCLE STATION」を設置するなど、

身近な二酸化炭素(CO2)の根本的な削減に向けて日々取り組みを行っています。