大泉工場でPRを担当しております、加藤です。
2026年5月31日に行われた、国民的アイドルのラストコンサート。
いつかのコラムに書いた通り、中学生時代から(途中の空白もありつつ)、いわゆる「推し」のいる生活を続けてきた私。その中に彼らはいなかったものの、「アイドル」として時代を築いてきた彼らの軌跡とファンとともに創り上げる熱狂の瞬間を見逃すわけにはいかない!ということで、配信でラストコンサートを見届けました。
その中でメンバーの1人が話した言葉。
「できるか、できないかではなく、『やるか、やらないか』です。できるからやるんじゃない、できないからやらないんじゃない。やるんです」
あぁ、そうだった。
不可能だと思った瞬間、終わってしまうんだった。
実現なんて無理だと言われても、1%の可能性があるなら、叶えたい未来に向かって進む理由になるんだった。
彼の言葉に、大切なことを思い出させてもらいました。
ということで、今回のコラムは「それでも、やるんだよ!」というお話です。
思想と事業拡大は、相性が悪い?

わたしは、PRという職種柄、仕事において「ブランドの人格」について考え、発言することが多いです。そして、自然と、世の中のニュースやSNSでも、このポイントに目が留まることが多くなります。
ブランドは、その「人格」を形作る起点である「想い」から誕生することが多い。ただ、事業の拡大成長とともに進もうとする道と人格(振る舞い・発する言葉・誰に届けたいか、など)が時としてすれ違ってしまうこともあります。
株式会社である以上、売れなければ淘汰されてしまう。それゆえ、「どう売るか?」「売れるモノをどう作るか」の話に熱が入り、競合をリサーチした結果から差別化できるポイント探しや、売れているものにあえて寄せてみたり、気づけば「人格」は置いてきぼりとなり、消費されるマーケットを追いかけざるを得ない。このような状況は、どの会社にもよくあるのではないでしょうか。
それはそれで、ある意味正解。
なのだけど…既視感と違和感が漂う。
なぜなら、そこには「人格」が影をひそめてしまっているから、かも。
はたして、「想い(人格)=思想」と「成長=事業拡大」は相性が悪いのか…?
わたしの考えは、「NO」。
むしろ、「思想」と「事業拡大」は両輪だから意味があると考えています。特に、AIが何でも作ってくれる昨今だからこそ、人間の身体性が伴う体験や気づきから生まれる「想い」こそ、事業に必要なんじゃないかなぁ〜、と、思うんです。
ちなみに、大泉工場は「それができる会社」だと胸をはって言えます。
いえ、冒頭のラストコンサートでの彼の発言を借りると「それを『やる』会社」です。
思想のはじまりは、“体験”から。
大泉工場は、創業1917年。2027年に110周年を迎える「老舗企業」ですが、2008年に現社長の大泉(いつも「寛さん」と呼んでいるので、以下、寛さん)が家業に戻り、2010年から食事業がはじまりました。
その後、寛さんは、ボランティアで訪れた児童養護施設で、食物アレルギーによりみんなと同じものを食べられない子どもたちがいることを知ったそうです。そんな中で出会ったのが、地球にも身体にもできるだけ負荷をかけない方法で作られた「オーガニック」という考え方。
さらに、地球環境をよりリジェネラティブにし、人々の健全な身体に寄与するために「プラントベース」を選択し、オーガニック/ナチュラルな原材料を使用した発酵飲料やプラントベース・フードへと事業の舵を切りました。
📝プラントベースを選ぶ理由は、寛さんのコラムに詳しく書かれているので、こちらもぜひ。
こうして振り返ってみると、大泉工場の事業は、単に「何が売れるか?」から始まったものではなく、実体験から生まれた違和感や気づき、そして「社会にとって必要だと思うものを形にしたい」という想いから広がってきたもので、それこそが、大泉工場のパーパスである「地球を笑顔で満たし、素敵な環境を創造する」という言葉につながり、今に至ります。
思想は、ブレーキではなく、進む方向を決めるもの

「思想」と聞くと、少し窮屈な印象を持つ人もいるかもしれません。
わたしは、「思想」とはブレーキではなく、進む方向を決めるものだと思っています。
どんな商品をつくるのか。
どんなコミュニケーションで届けるのか。
誰と一緒に取り組むのか。
何を「しない」と決めるのか。
迷ったときに立ち返る場所があることは、事業にとって、とても強いことですよね?
思想と事業拡大は、相性が悪いのではないんです。
思想があるから、まだ誰も見たことがない芽を見つけられる。
事業をドライブさせるから、その思想を社会に届けられる。
両輪こそ、最強。
冒頭の彼の言葉に立ち戻ると…
できるから、やるんじゃない。
できないから、やらないんじゃない。
やるんです。
起点である思想を深め、事業も拡大成長させていく。
ワクワクしません?
ぜひ、一緒に未来を創りましょう!






