― なぜ、私は大泉工場で働いているのか ―
小さな街のような風景
朝、大泉工場の芝生には、ゆっくりとした時間が流れています。
パンを焼く香りが漂い、コーヒーを手にした人たちがテーブルに座り、子どもたちは芝生の上を走り回る。
週末には、農家さんが野菜を並べ、マーケットを訪れた人たちが作り手と会話をしている。
どこか小さな街のような風景だなと思うのです。
私はこの風景を見るたびに、少し不思議な気持ちになります。
ここは会社の敷地のはずなのに、どこか公園のようでもあり、街の広場のようでもある。
そんな場所です。
時々、こんな質問をされることがあります。
「大泉工場って、結局何の会社なんですか?」
カフェ、ベーカリーがあり、コンブチャのブルワリーがあり、アートがあり、ファーマーズマーケットがある。
プラントベースの食品をつくり、環境をテーマにしたイベントやワークショップも開催している。
説明しようとすると、少し不思議な会社です。

未来の暮らしをかたちにしている場所
普通の会社であれば、「何をしている会社なのか」は比較的シンプルに説明できるものです。
しかし大泉工場の場合、それを一言で言い表すのはなかなか難しい。
けれど最近、私はこんな言葉で説明することがあります。
「未来の暮らしをかたちにしている場所」
例えば、食。
環境に配慮しながら、美味しい食は作れるのか。
植物由来の食文化は、これから社会の中で広がっていくのか。
発酵は未来の食の可能性を広げるのか。
こうした問いに対して、大泉工場では机の上で議論するだけではなく、実際の場で形にしていきます。
カフェで。
ブルワリーで。
マーケットで。
つまりここでは、未来の暮らしの形を小さなスケールで実装しているのです。
そしてこの場所には、循環や共生といったテーマを体現するアートが点在しています。
それらは単なる装飾ではなく、この場所の思想をかたちにした存在として、空間そのものに静かなメッセージを与えています。

循環する暮らし
私はこの場所を、ときどき「小さな街」のようだと感じることがあります。
パン屋があり、ドリンクスタンドがあり、農家さんが野菜を持ってきて、週末にはマーケットが開かれる。
子どもたちが芝生を走り回り、大人たちはコーヒーを片手にゆっくりと会話を楽しむ。
そこには、単なる商業施設とは少し違う、生活の風景があります。
そしてその街のテーマが、サーキュラーエコノミーです。
サーキュラーエコノミーとは、資源を使って終わりにするのではなく、循環させながら社会をつくっていく考え方です。
食べ物も、資源も、エネルギーも、できる限り自然の循環の中に戻していく。
それは理想として語ることは簡単ですが、実際の社会の中で形にしていくのは決して簡単ではありません。
だからこそ大泉工場では、それを小さなスケールで実践しているのだと思います。
未来は、いつも小さな場所から始まります。
ひとつのカフェから。
ひとつのマーケットから。
ひとつの発酵ドリンクから。
その小さな取り組みが重なり、やがて社会の風景を少しずつ変えていく。
私はその途中に立ち会っているような感覚があります。
だから私は、この場所で働いています。
ここでは、まだ世の中にない未来の暮らしを、ほんの少しだけ先に形にすることができるからです。
大泉工場は、会社でありながら街のようでもあり、
そして未来の暮らしをかたちにしている場所でもあります。
その小さな挑戦が積み重なり、
いつか社会を少しだけ良い方向へ動かしていく。
もしそうだとしたら、それはきっと、大泉工場が掲げている
「地球を笑顔で満たす」
という言葉にもつながっていくのではないかと思っています。
最後に

この時期は、桜のスポットとして認知されてきたOKS_CAMPUS内の桜ですが、もう間もなく満開になるのではないかと思います。ぜひ随時更新のInstagramをチェックして様々な魅力を感じに遊びに来てみてはいかがですか?!






